フェリックス・メンデルスゾーン さん

ヤーコプ・ルートヴィヒ・フェーリクス・メンデルスゾーン・バルトルディ
(Jakob Ludwig Felix Mendelssohn Bartholdy)

1809年2月3日生まれ、
1847年11月4日、満38歳没。

ドイツ ハンブルク生まれの、
ロマン派の作曲家、指揮者、ピアニスト、オルガニスト。

哲学者モーゼスを祖父、
銀行家のアブラハムを父親に、
作曲家ファニーを姉として生まれたメンデルスゾーンは、
神童として幼少期から優れた音楽の才能を示した。

作曲家としては
「ヴァイオリン協奏曲」
『夏の夜の夢』
『フィンガルの洞窟』
「無言歌集」など
今日でも広く知られる数々の作品を生み出し、
またバッハの音楽の復興、
ライプツィヒ音楽院の設立によって
19世紀の音楽界へ大きな影響を与えた。

1831年~1833年作曲、交響曲第4番イ長調『イタリア』
 1833年5月13日、ロンドンにおいてメンデルスゾーン自身の指揮によって初演。

1830年~1842年作曲、交響曲第3番イ短調『スコットランド』
 1842年3月3日、メンデルスゾーン自身の指揮、ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団 によって初演。
 1842年5月、7度目のイギリス訪問を果たしたとき、
 メンデルスゾーンはバッキンガム宮殿でヴィクトリア女王に謁見し、
 この曲を女王に献呈する許可を得た。
 献辞付きの楽譜は翌1843年に出版された。

1842年作曲、劇付随音楽 『夏の夜の夢』 作品61の一曲 「結婚行進曲」
 今日では、結婚式における定番曲としてしばしば使用されている。

hank9tube さんが 2012/01/28 に公開
Felix Mendelssohn Wedding March in C major A midi arrangement for Pipe Organ Instrument

http://youtu.be/8b4GMiGxea4

1844年作曲、ヴァイオリン協奏曲ホ短調 作品64
 1845年3月13日、ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団の演奏会にて初演。
 フェルディナント・ダヴィッドのソロヴァイオリン、
 メンデルスゾーン自身が指揮を執る予定であったが体調を崩し、副指揮者ニルス・ゲーゼが行った。
 楽器編成:
  独奏ヴァイオリン、フルート2、オーボエ2、クラリネット2、ファゴット2、ホルン2、トランペット2、ティンパニ、弦五部。
 曲の構成:
  第1楽章 アレグロ・モルト・アパッショナート
   ホ短調、2分の2拍子(アラ・ブレーヴェ)、ソナタ形式。
  第2楽章 アンダンテ
   ハ長調、8分の6拍子、三部形式。
  第3楽章 アレグレット・ノン・トロッポ - アレグロ・モルト・ヴィヴァーチェ
   ホ短調 - ホ長調、4分の4拍子、ソナタ形式。
 フィギュアスケーター 安藤美姫 の2006-2007シーズンFS使用曲であり、
 この曲で 2007年世界選手権 女王になった。

sk8gadaisuki さんが 2012/12/27 に公開
2007 Worlds Ladies FS Miki Ando

https://youtu.be/4RUy4tGtE_k

高松あい_violin さんが 2021/09/19 に公開
不朽の名作!【メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲 ホ短調 第1楽章(Felix Mendelssohn: Violin Concerto in E minor 1st mov.)】

https://youtu.be/ie2Syu4OJx8

1847年5月14日、姉のファニーが死去したことで、彼は苦悩に苛まれる。

それから半年にも満たない11月4日、メンデルスゾーン自身もライプツィヒで度重なる発作の末、帰らぬ人となった。
38歳だった。
 かねてから体調が思わしくなく、症状より死因は脳卒中と思われる。
 最期の言葉は「疲れたよ、ひどく疲れた。 Ich bin müde, schrecklich müde.」であった。
 祖父のモーゼス、姉のファニー、そして両親も同じ脳卒中で最期を迎えている。



椿三重奏団/メンデルスゾーン&ブラームス:ピアノ三重奏曲第1番[SACD-Hybrid]
椿三重奏団 (アーティスト), メンデルスゾーン (作曲), ブラームス (作曲), モンティ (作曲), 高橋多佳子 (演奏), 礒絵里子 (演奏), 新倉瞳 (演奏)
2020/2/19
アールアンフィニ(ソニー・ミュージックダイレクト / ミューズエンターテインメント)

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内容紹介
椿三重奏団デビュー、薫り立つ白い椿のアンサンブル
■収録曲目
メンデルスゾーン:ピアノ三重奏曲 第1番 ニ短調 作品49
1. 第 1 楽章 モルト・アレグロ・アジタート
2. 第 2 楽章 アンダンテ・コン・モート・トランクイロ
3. 第 3 楽章 スケルツォ:レッジェーロ・エ・ヴィヴァーチェ
4. 第 4 楽章 フィナーレ:アレグロ・アッサイ・アパッショナート
ブラームス:ピアノ三重奏曲 第1番 ロ長調 作品8
5. 第1楽章 アレグロ・コン・ブリオ
6. 第2楽章 スケルツォ:アレグロ・モルト
7. 第3楽章 アダージョ
8. 第4楽章 アレグロ
9. ブラームス:ハンガリー舞曲 第6番 ニ長調
10. ブラームス:ワルツ 第15番 変イ長調 作品39-15
11. モンティ:チャルダーシュ
椿三重奏団。2019 年に命名されたこのトリオは、結成に至るまでに実に10年以上に 渡る共演を積み重ねてきました。高橋多佳子(ピアノ)、礒絵里子(ヴァイオリン)、 新倉瞳(チェロ)、それぞれソリストとして充実した活動を続けていますが、その歳月を重ねたがゆえの熟成した3人のアンサンブルは、エモーショナルでダイナミック、そして精緻です。デビュー・アルバムにふさわしい古今絶世の名曲で、まさに満を持してその成果を世に問います。
高橋 多佳子(ピアノ)
礒 絵里子(ヴァイオリン)
新倉 瞳(チェロ)
■録音
2019年5月22日-24日 浦安音楽ホール
SACDハイブリッド盤 ※通常のCDプレイヤーでお聴き頂けます。
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