江川卓（1927年1月24日生～2001年7月4日没、ロシア文学者）

江川卓 さん

江川 卓（えがわ たく）
　本名：馬場 宏（ばば ひろし）
　ペンネーム：江川 卓

1927年1月24日生まれ、
2001年7月4日、74歳没。

東京都出身のロシア文学者、翻訳家、東京工業大学名誉教授。

父：外村史郎こと馬場哲哉（ロシア文学者）

フョードル・ドストエフスキーの翻訳・研究などで知られる。

東京府立第十中学校、第一高等学校を経て東京大学法学部卒業。

ロシア語は独学で、終戦後実地で鍛え上げた。

東京工業大学助教授、同大学教授、中京大学教授を歴任。

東京工業大学から名誉教授の称号を受ける。

訳書、フョードル・ドストエフスキーの中編小説 『地下室の手記』（新潮世界文学、1968、新潮文庫、1969　新潮社「全集」）



1984年、単著 『ドストエフスキー』 （岩波新書 黄版）
　1994年、岩波書店（単行判）



1987年、単著 『謎解き「罪と罰」』 で読売文学賞受賞。



1991年、単著 『謎とき『カラマーゾフの兄弟』』 （新潮選書）



1994年、単著 『謎とき『白痴』』 （新潮選書）



NHKのロシア語講座の講師も長く務め、多くの人に親しまれた。

2001年7月4日午前9時13分、気管支炎のため74歳で逝去。







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