アントン・チェーホフ さん

アントン・パーヴロヴィチ・チェーホフ
 ロシア語:Антон Павлович Чехов:アントーン・パーヴラヴィチ・チェーハフ
 ラテン文字(英文表記): Anton Pavlovich Chekhov

1860年1月29日生まれ、
1904年7月15日、満44歳没。

ロシア帝国タガンログ生まれの小説家、劇作家。
 ロシアを代表する劇作家であり、多くの優れた短編を遺した小説家。

1896年、戯曲 『かもめ』(ロシア語で「チャイカ」、Чайка)
 1950年、 劇団民藝 が、チェーホフ の 『かもめ』 を上演。
  演出:岡倉士朗
  出演:宇野重吉、北林谷栄、奈良岡朋子、大滝秀治
 映画化作品:
  1968年、『The Sea Gull』(監督:シドニー・ルメット
  1971年、『チェーホフのかもめ』(ソビエト連邦)
  2003年、『リリィ』(監督:クロード・ミレール。設定を現代のフランスに置き換えている)
  2018年、『The Seagull』(監督:ミヒャエル・マイヤー 出演:アネット・ベニングシアーシャ・ローナン



2018年、映画『The Seagull』
 監督:ミヒャエル・マイヤー
 出演:アネット・ベニングシアーシャ・ローナン
 THE SEAGULL || Sony Pictures Classics Release 公式サイト

Sony Pictures Classics さんが 2018/03/07 に公開
The Seagull | Official Trailer HD (2018)

https://youtu.be/ynGnOf0scl8

1898年、チェーホフはヤルタに家を建て、
1899年、同地に移り住んだ。

ここで短編小説 「犬を連れた奥さん」 などを執筆。

1899年、モスクワ芸術座で 『ワーニャ伯父さん』 が初演。
 1971年、映画監督の アンドレイ・コンチャロフスキー が、チェーホフの同名小説を映画化した 『ワーニャ伯父さん』 (Дядя Ваня)を発表。

1901年、同じくモスクワ芸術座で 『三人姉妹』 が初演。
 1970年、映画『三人姉妹』(Three Sisters)
  監督:ローレンス・オリヴィエ
  原作:アントン・チェーホフ
  出演:ローレンス・オリヴィエ、ジョーン・プロウライト、アラン・ベイツ、ジェーン・ワッツ、ルイーズ・パーネル



この時マーシャ役を演じた女優、 オリガ・クニッペル と同年5月に結婚。

1904年1月17日、最後の作品、戯曲 『桜の園』 がモスクワ芸術座によって初演。
 『桜の園』が初演された1月17日はチェーホフの44歳の誕生日であり、
 チェーホフ筆歴25年の祝賀が兼ねられていた。
 だがチェーホフはすでに病み衰えており、舞台に立ち続けることはできなかった。

チェーホフの戯曲『桜の園』を下地とした、
1947年9月27日公開の映画 『安城家の舞踏會』
 新藤兼人のオリジナル脚本を吉村公三郎が映画化した作品。
 終戦直後の変革の波に呑まれるかのように没落した名門華族・安城家の人々の姿を描いている。
 第21回キネマ旬報ベスト・テン第1位。



1904年6月、結核の治療のためドイツのバーデンワイラーに転地療養したが、
1904年7月15日、同地で亡くなった。
 最後の言葉はドイツ語で「私は死ぬ」であったと伝えられる。
 現在はノヴォデヴィチ墓地に葬られている。





2022年11月11日 『知っておくべき(そして舞台で観るべき)アントン・チェーホフの4つの戯曲』 ロシア・ビヨンド

2024年1月21日 『チェーホフ、今年で没後120年 今も人気「不変テーマ」と専門家』 秋田魁新報電子版

アントン・チェーホフ Amazon.co.jp

短編小説家アントン・チェーホフおすすめ名作5選! ホンシェルジュ

チェーホフの名言30選|心に響く言葉 LIVE THE WAY

チェーホフ名言集|世界傑作格言集

アントン・チェーホフ(Anton Pavlovich Chekhov) ミステリー推理小説データベース

『チェーホフ序説 ――一つの反措定として――(神西清)』:新字新仮名 青空文庫

『チェーホフ試論 ――チェーホフ序説の一部として――(神西清)』:新字新仮名 青空文庫

チェーホフ アントン:作家別作品リスト 青空文庫



ありがとうございました。



コメントされる方へ
コメントは承認後に公開されます。
記事と関係ないコメントは承認しないのでご遠慮ください。