アイザック・ニュートン さん

サー・アイザック・ニュートン(Sir Isaac Newton)

1643年1月4日生まれ、
1727年3月31日、満84歳没。

イングランド王国リンカンシャー州ウールズソープ=バイ=コルスターワース生まれの哲学者、自然哲学者、数学者。神学者。

おもな業績:
 ニュートン力学古典力学)の確立
 万有引力 の法則の発見
 微積分法 の発見
 光学
 光のスペクトル分析
 二項級数
 二項定理
 自然哲学の数学的諸原理
 ニュートン法

1661年、ケンブリッジ大学の トリニティ・カレッジ に入学。
 当時としては比較的新しい数学書・ 自然哲学 書を好んだとされる。
 数学分野では、
  エウクレイデス『原論』
  デカルト による『幾何学 (La Géométrie)』のラテン語版の第2版、
  ウィリアム・オートレッド の『数学の鍵』 (Clavis Mathematicae)、
  ジョン・ウォリス の『無限算術』(The Arithmetic of Infinitesimals)
 などに興味を寄せ、
 自然哲学分野では、
  ケプラーの『屈折光学』 (Dioptrice)、
  ウォルター・チャールトン(Walter Charleton) の 原子論 哲学の入門書
 などを読んだとされる。

ニュートンの師の アイザック・バロールーカス数学講座 の初代教授である。
 バローは、ニュートンの才能を高く評価し、庇護した。
 バローは時間や空間の絶対性を重要視する プラトニズム の数学者であり、
 ニュートンの思想にも大きな影響を与えた。

バローの後押しにより、
1664年、ニュートンはスカラー (学校)となった。
 これにより、学生として奨学金を得られるようになった。

バローによって才能を開花させたニュートンは、
引力(重力)二項級数対数無限級数 の研究を行い、
微分法 ひいては 微分積分学 の発展に貢献することになる。

1665年、ニュートンはカレッジを卒業し、バチェラー (Bachelor of Arts)の学位を得た。

1665年(22歳)、 万有引力 の法則を発見。

1668年、ニュートン式望遠鏡 を考案し第一号機を完成させた。
 後に改良した第二号機は1672年王立協会の例会に提出され、
 これはニュートンが会員に推薦されるにあたっての事由となった。

1669年、ケンブリッジ大学の ルーカス教授職 に就いた。

1687年(44歳)、 『自然哲学の数学的諸原理』 (プリンキピア)刊行。









1696年4月、王立造幣局監事の職に就き、
1699年(56歳)、王立造幣局長官へと昇格。

1703年(60歳)、王立協会会長に選出。

1704年(61歳)、 『光学』 刊行。



1705年(62歳)、自然哲学の業績に対して、アン女王からナイトの称号(サー)を授けられた。
 授与の会場はトリニティ・カレッジ。
 自然哲学(自然科学)の業績でナイトの称号が贈られた者は、ニュートンが最初。

1717年(74歳)、造幣局長として ニュートン比価 および兌換率を定めた。

1727年3月(84歳)、死去。
 国葬をもってウェストミンスター寺院に葬られた。
 遺言状は遺されておらず、ニュートンの自宅はウェストミンスター公立図書館となった。

Zachism さんが 2009/02/16 にアップロード
The Life of Sir Isaac Newton

http://youtu.be/p9SaoQ-3U9A

jstsciencechannel さんが 2014/01/15 に公開
ニュートンとゲーテ~物理学者と文学者が導き出した色の科学~

http://youtu.be/NGzNRSvKFUE

物理哲学講座 さんが 2014/08/20 に公開
9_近代物理学の曙・その系譜> アイザック・ニュートンの生涯

https://youtu.be/0rqOE1Dp1BE











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