アーサー・パーシバル さん

アーサー・アーネスト・パーシバル(Arthur Ernest Percival)

1887年12月26日生まれ、
1966年1月31日、満78歳没。

イギリス陸軍の軍人、陸軍中将。

シンガポール陥落の軍司令官。

1936年から英領マレーに勤務。

1941年4月、イギリス極東軍司令部(司令官:ロバート・ブルック=ポッパム空軍大将)隷下のマラヤ司令部司令官となった。
 パーシバルはマレー駐屯軍の6個師団への増強と航空支援を要求したが、
 配下にあったのは訓練が不十分な2個師団半のみであった。

1942年2月、シンガポールが陥落し、山下奉文率いる日本軍に約8万の残存兵と共に投降した。
 マレー半島で投降した5万人と合わせ、これは英国史上最大規模の降伏だった。
 初めての軍司令官勤務での敗戦を経験した後、捕虜となって台湾や満州で抑留された。

1945年9月、東京湾上の戦艦ミズーリ号での降伏文書調印式に出席、サインした後に退役。

usnationalarchives さんが 2010/04/05 にアップロード
Japanese Sign Final Surrender - 1945

http://youtu.be/4EqRTWMVqMY

1949年、回顧録を著わした他は余生を本国で静かに暮らした。

1966年、ロンドンで死去。
満78歳没。

シンガポール陥落 (光人社NF文庫) 文庫
フランク オーエン (著), Frank Owen (原著), 永沢 道雄 (翻訳)
光人社 (2007/9/1)

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1942年2月15日、シンガポール要塞英軍司令官パーシバル中将は降伏を決意した。
太平洋戦争開戦以来70日、日本軍のシンガポール島上陸からわずか1週間、
難攻不落といわれた要塞は、なぜもろくも崩れたのか?
旧式の兵器、
訓練不足の寄せ集め部隊、
指揮官の判断ミス…
屈辱の敗北への道程を描く異色の戦史。



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