カール・デーニッツ さん

カール・デーニッツ(Karl Dönitz)

1891年9月16日生まれ、
1980年12月24日、満89歳没。

ドイツ帝国プロイセン王国ベルリン近郊グリュナウ生れのドイツ海軍元帥、大統領。

潜水艦作戦の第一人者で、無線誘導による 群狼作戦 をあみだした。

Donald Hollifield さんが 2017/08/14 に公開
第二次世界大戦の潜水艦「Uボート:群狼作戦」
https://youtu.be/WyfC-LZQg1A


ウィンストン・チャーチルを最も苦しめたドイツの軍人の一人。

総統アドルフ・ヒトラーの自殺後にはその遺書に基づき大統領に就任し、
連合国への無条件降伏を行った。

ouka2524 さんが 2011/01/17 に公開
カール・デーニッツ ドイツ降伏演説
ドイツ人諸君。
5月1日の演説で私はドイツ国民に対して総統の死と私がその後継者に指­名された事を伝えると共に、
ドイツの人々の生命を救う事が私の第一の課題であると表明­した。
この目的を達成する為、
私は5月6日から7日にかけて、
国防軍最高司令部に対し­て全戦闘地域における全ての部隊の無条件降伏を宣言するよう指示した。
5月8日23時­をもって、諸君らは戦闘を停止せよ。
今や数多の戦いにおいてドイツ国防軍の兵士たちは­捕虜の憂き目に遭い、
また女性や子供、ドイツ国民の未来の為にその命を投げ出している­のである。
我々は現実に眼を向けねばならない。
ドイツ帝国の基礎は根底から崩壊してしまった。
国民と党の団結はもはや存在しない。
党は完全にその意義を失ったのである。
ドイツは占領軍によって制圧される。
私と私が定めた政府が活動しうるか否かの成否は占領軍の手中にある。
もし自らの職分で祖国を救う事が出来るのであれば、ドイツ国民が新しい元首を見出すか、或いは占領軍が私の職を剥奪する時まで、私はこの職に止まるつもりである。
というのも、ドイツへの愛と職分への責務のみが、私を支えるものだからである。
我々の前には厳しい道程が待っている。
戦死者たちがそうであったように、我々は尊厳と勇敢さと規律をもってこの道を進まねばならない。
そして、我々は労働と生産への意欲をもってこの道をゆかねばならない。
それがなくてはいかなる生活の基礎も築き得ないであろう。
また我々は団結と正義をもってこの道を進まねばならない。
さもなければ目前の時艱を屈服しえないであろう。
我々は、子供らがいつの日か平和なる欧州にて自由に不安なく生きうる事に期待してよい。
私はこの苦難に満ちた道を進むに際し、諸君に遅れをとるものではない。
この職に止まれと義務が命ずるならば、私は出来うる限り諸君らを救済するつもりであり、義務が進めと命ずるならば、私は国民と国家への奉仕に必ずや邁進するであろう。
http://youtu.be/9snqgxIdWYQ


1981年12月、著書 『ドイツ海軍魂―デーニッツ元帥自伝』 (山中静三訳、原書房)



1986年、著書 『10年と20日間―デーニッツ回想録』(山中静三訳、光和堂)



1980年、数回の入院の後、
1980年12月24日、病気のため自宅で死去。
89歳没。

Flash Back さんが 2015/09/25 に公開
Karl Dönitz German Naval Leader World War II - Biography and Short Documentary

https://youtu.be/KEYpkqqHFJI







ありがとうございました。



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