池内了 さん

池内 了(いけうち さとる)

1944年12月14日生まれ、79歳。

兵庫県姫路市出身の天文学者、宇宙物理学者。

泡宇宙論の提唱、新しい博物学の提唱。

世界平和アピール七人委員会 の委員。

1993年、児童書 『お父さんが話してくれた宇宙の歴史 全4冊』 で、
産経児童出版文化賞JR賞、日本科学読物賞 受賞。


1997年、岩波ジュニア新書 『科学の考え方・学び方』 で、
講談社出版文化賞科学出版賞(現・講談社科学出版賞) 受賞。
産経児童出版文化賞推薦作。


2002年、集英社新書 『物理学と神』

物理学と神 (集英社新書)/集英社

¥821
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「神はサイコロ遊びをしない」と、かつてアインシュタインは述べた。
それに対し、
量子論の創始者ハイゼンベルグは、サイコロ遊びが好きな神を受け入れればよいと反論した。
もともと近代科学は、自然を研究することを、
神の意図を理解し、神の存在証明をするための作業と考えてきたが、
時代を重ねるにつれ、皮肉にも神の不在を導き出すことになっていく。
神の御技と思われていた現象が、物質の運動で説明可能となったのだ。
しかし、決定論でありながら結果が予測できないカオスなど、
その後も神は姿を変えて復活と消滅を繰り返し、物理学は発展し続けている。
神の姿の変容という新しい切り口から、自然観・宇宙像の現在までの変遷をたどる、
刺激的でわかりやすい物理学入門。


YanesenNet さんが 2011/09/02 にアップロード
フクシマをどう見るか~池内了さんのゲストトーク
総合研究大学院大学教授の池内了(さとる)さんとは毎日新聞の書評委員を20年前にご一緒したが、
このところ由布院で毎年お会いする。
いつも科学映画を楽しく解説してくだ­さる。
ことしは池内さんが福島の原発事故をどう見るか,私は強い関心があった。
とくにその予定はなかったが、
事務局の方たちの判断で、
帰られる前にミニ講演をしていただいたのを、池内さんと事務局の了解を得て紹介します。すでに2ヶ月前の話だが、科­学者の見分け方など参考になる。
〈2011年6月26日撮影〉
(森まゆみ)

http://youtu.be/j5TFFXGC2x0

2019年、『科学者は、なぜ軍事研究に手を染めてはいけないか』で第73回毎日出版文化賞特別賞。



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