スブラマニアン・チャンドラセカール さん

スブラマニアン・チャンドラセカール(Subrahmanyan Chandrasekhar)

1910年10月19日生まれ、
1995年8月21日、満84歳没。

イギリス領インドのラホール(現在はパキスタン)生まれのアメリカの天体物理学者。
 
シカゴ大学教授。

王立協会フェロー。

星の進化を理論的に研究。 

1930年、マドラスのプレシデンシ大学を卒業。

ケンブリッジ大学に留学し、白色矮星中性子星 の存在を予測。
 1929年、19歳の時、
  イギリスへの渡航途中、船上にて、ブラックホール の存在を証明。
  チャンドラセカール質量を超えた天体が ブラックホール になりうるという。

 1932年、
  白色矮星 の質量に上限(チャンドラセカール質量)があることを理論的計算によって示し、
  恒星の終焉に関する 「チャンドラセカール限界」 を提唱。

  太陽の質量の1.44倍を限界点として、
  それ以下の質量の星は 白色矮星 とよばれる高温の小さな星となり、
  それ以上の質量の星は 超新星 として爆発。

  超新星 爆発後に、
   太陽の10~20倍程度までの質量の恒星では、直径10km程度の 中性子星 になり、
   太陽の30倍よりも大きい質量を持つ恒星では、ブラックホール になる。

1933年、学位を取得。

1936年、アメリカに渡ってシカゴ大学とヤーキース天文台で天体物理学の研究を進めた。

1973年11月、著書 『星の構造』〈長田純一訳、講談社 KS物理専門書〉。


1983年、ノーベル物理学賞を受賞。
 受賞理由:星の構造と進化にとって重要な物理的過程の理論的研究

1995年、シカゴで心不全のため死去。
満84歳没。

1998年7月、著書 『真理と美 科学における美意識と動機』 〈豊田彰共訳、法政大学出版局 叢書・ウニベルシタス 585〉。


1998年11月、著書 『チャンドラセカールの「プリンキピア」講義 一般読者のために』〈中村誠太郎監訳、講談社 KS物理専門書〉。


1999年に打ち上げられたNASAのX線観測衛星 「チャンドラ」 は、彼にちなんで名づけられた。

NoteworthyNews さんが 2010/10/31 にアップロード
2 TODAY IN HISTORY Birthday of Dr Subrahmanyan Chandrasekhar 19 Oct 2010

http://youtu.be/XdWI342ths8

NASAKennedy さんが 2010/12/21 にアップロード
Chandra X-ray Observatory - Episode 1

http://youtu.be/yTFL881jaMo

NASAKennedy さんが 2010/12/20 にアップロード
Chandra X-ray Observatory - Episode 2

http://youtu.be/W7AsV2M1PoA

NASAKennedy さんが 2010/12/20 にアップロード
Chandra X-ray Observatory - Episode 3

http://youtu.be/nNo45yJyqxw




ありがとうございました。



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