ハーディ・クリューガー( Hardy Krüger ) さん

1928年4月12日生まれ、86歳。
ドイツのベルリン ウェディング出身の映画俳優。


1962年製作のフランス映画 『シベールの日曜日』

1962年度アカデミー外国語映画賞 受賞。
監督 : セルジュ・ブールギニョン
原作 : ベルナール・エシャスリオー『ビル・ダヴレイの日曜日』
撮影 : アンリ・ドカエ

キャスト :
ハーディ・クリューガー : ピエール
パトリシア・ゴッジ : フランソワーズ
ニコール・クールセル : マドレーヌ


IMAGICATV さんが 2013/07/21 に公開
『シベールの日曜日』におけるアンリ・ドカの魔法 その1
7/26(金)発売のBlu-ray『シベールの日曜日』の撮影監督は、
ヌーヴェルヴ­ァーグの名作ほか数々の傑作を遺した名匠アンリ・ドカ(以前は「ドカエ」と書かれてい­ました)。
『シベール』はまさに「妙技」とでも言いたくなるようなシーンが満載の作品­なので、
4回に分けてご紹介します(日本語字幕は表示してません)。
まずは車のバックミラーを使ったこの場面。
ワンカットでとこまでいくか、ご注目くださ­い。

http://youtu.be/Fv5Kfy2PIfs


IMAGICATV さんが 2013/07/22 に公開
『シベールの日曜日』におけるアンリ・ドカの魔法 その2
・・・
シベール(フランソワーズ)とピエールが初めて一緒に歩くカット。
大俯瞰で延々二人を­追い続け、
最後に会話の話題が風見鶏のことに至るや否や、一気にカメラはその風見鶏に­......。

http://youtu.be/UYfJWakv1TU


IMAGICATV さんが 2013/07/23 に公開
『シベールの日曜日』におけるアンリ・ドカの魔法 その3
・・・
この映画で一番有名なシーンかもしれません。
湖の波紋を見ながら、シベール(フランソ­ワーズ)がピエールに言います。
「これが私たちの家よ」と。
現実の世界の中に居場所の­ない二人を象徴する美しい2カット。

http://youtu.be/YxnFjlvZURo


IMAGICATV さんが 2013/07/24 に公開
『シベールの日曜日』におけるアンリ・ドカの魔法 その4
・・・
ピエールが日曜日毎に知らない少女と会っていることを知った恋人マドレーヌ。
凍った湖­のほとりでいつものように遊んでいる二人をマドレーヌはこっそり後をつけます。
その彼­女を捉えるロングショットの、さらに奥にピエールとシベール。
立ちこめるモヤもあいま­って、幻想的に仕上がった名シーン。

http://youtu.be/pmbiW6Pdxn8


シベールの日曜日 ブルーレイ [Blu-ray]/角川書店

¥5,184
Amazon.co.jp

内容紹介

湖のほとり、ふたりだけで過ごす静かな日曜日。青年と少女の儚くも美しいひとときが永遠に刻まれた傑作。

●映画史における最高傑作を、連続初Blu-rayリリース <シネフィル・イマジカ レーベル>第4弾!
映画史の中で、今もなお最高傑作とされる洋画を充実した仕様のもと初ブルーレイ化する
<シネフィル・イマジカ レーベル>。
何度観てもすばらしい! 映画ファンを虜にしてきた数々の名作が、高音質・高画質でよみがえります。

●傷ついた青年と少女の心の触れ合い……アカデミー賞外国語映画賞受賞の名作をBlu-rayの高画質で!
戦争で心に傷を負った青年と少女の純粋な魂の交流……そしてやがて訪れる悲劇……!
胸の内に誰もが抱える「孤独」を巧みな作劇と美しい映像で描き出す永遠の名作。
2010年に初DVD化されるや否や、待望していた多くのファンが競うように購入した名作中の名作が、
いよいよ初Blu-ray化!
本作は1962年ヴェネツィア映画祭特別表彰、
1963年アカデミー賞外国語映画賞を受賞している。

●美しい少女パトリシア・ゴッジ、
名手アンリ・ドカ(ドカエ)の撮影による美しい情景がBlu-rayならではの高画質で!
映画ファンの記憶に焼き付いて離れない永遠のロリータ、
パトリシア・ゴッジ(『モラン神父』『かもめの城』)の代表作にして、
最高に可愛らしい姿が拝めるのがこの『シベールの日曜日』。
青年をも魅了するどこか大人びた物腰、巧みな演技力には誰もが目を見張るはず。
そして光と影を使った絵画のように美しいモノクロ撮影は
『死刑台のエレベーター』や『大人は判ってくれない』
といった数々の名作を手がけた撮影監督アンリ・ドカ(ドカエ)。
この映画史に残る宝石をBlu-rayの高画質でコレクションできる幸せ!

封入特典
・16ページ特製ブックレット (表紙を人気イラストレーター100%ORANGEが描き下ろし/執筆者:中条省平)
・特製透明ケース仕様

内容(「キネマ旬報社」データベースより)

孤独な青年と少女の切ない出会いと別れを綴った感動ドラマ。
戦争で記憶を失ったピエールは、寄宿学校に入れられるために街を訪れた少女と出会う。
ふたりは毎週日曜日に会い、互いの孤独な心を癒し合うが、周囲の人々は異様な目で見ており…。



関連記事
 2013年04月12日(金) 『4月12日 ハーディ・クリューガー 『 脱走四万キロ 』』



ありがとうございました。