ミリタリー系のアイテムの魅力、
コレがたまらなく雑でワイルド!
折り返し無し、切りっぱなしをロックステッチで一発仕上げ。
それは、ヴィンテージアメリカンカジュアル全般にも言えますが、
「丈夫で雑!」
な作り。
ステッチワークからそこを見ていくと、
現行の安いプリント用ボディーのレギュラー Tee(ミリタリー系ではない)のクオリティーは、今ではとても綺麗で丁寧でとても洗練されています。
現行モノは、
肩はダブルステッチ。
スソもダブル。
わかりにくいですが、
ネックのバインダーの繋ぎ目も綺麗。
コレは、安心 安定のクオリティー。
そしてミリタリーリプロダクトのbuzzricksonsのサーマルアンダーウェアを見てみましょう。
全体のステッチは、ワイルドな「3本針ロックステッチ」が走りまくっています。
裾は、
コレはサーマル生地なのですが、生地目、編み目がやや粗いので、ガッチリしたロックステッチでないとほつれやすいからかもしれません。
スソのロックステッチより下の部分は、糸がピロピロとほつれて出てきますが、コレは味なんです。
そして、空想のヨーロッパミリタリーリプロダクトブランド、
AFTERDARKの Teeシャツを見てみると、
裾の仕上げが一本針ロックステッチ!
コレはチープ!
縫い目がタテに出てます。
この、一本針ロックステッチは、前時代的な縫製、意外とやってくれる工場が無いらしく、
ヨーロッパミリタリーならではの「雑な魅力」を出すために、クォリティーを敢えて落とすことにafterdarkが腐心するという逆転現象(笑)
コレはafterdarkデザイナーに教えてもらいました。
縫賃は変わらないそうです。
ネックのバインダーを比較すると、
buzzricksons、afterdarkの両者は、
buzzricksons
afterdark
なかなかワイルドな縫製。
バインダーの輪の繋ぎ目に、ザックリしたロックステッチが確認出来ます。
この雑な作りがたまりません!
破綻しそうなものだけが持つ独特の味わい。
ヴィンテージテイストのミリタリーアイテムは、全体像を見た時に、カッコいい!と感じる臭いがありますが、
そのカッコよさは、こういった細かなディテールの集積によって産まれるもの。
ちょっとオタクじみてますが、
ステッチあたりを追いかけていって分析するのも、
レプリカにしろリプロダクトにしろ、
ヴィンテージ、ヴィンテージテイストのアイテムの楽しみであります。
メーカーが、「独特の味わい」を出すために、いかに研究、分析しているかが見て取れて楽しい。
そこに魅力を感じるようになると、
服は益々面白くなっていきますよ👍










