ストック整理していて発見した、

レーヨンのハンドステッチの無地のシャツ。

いつ?誰が?何のために作ったのか?

何かのチームのため?と思われるシャツを発見したのは去年。



一方、

随分前にお世話になった、

東京の刺繍職人様、

水戸市内には恐らく無い、チェーン刺繍が出来る工房から連絡が。

以前、刺繍は、ある程度の枚数まとめないと頼めなかったんだけど、

時代の移ろいからか、

刺繍職人様の方から、

「一枚からでも今は受け付けてるから、何かやらない?」

と依頼が。

って事で、発見したこのハンドステッチ入りのシャツに、

オリジナルチェーン刺繍を施すことに。


シャツの形から言って、ボーリングシャツ風にするのが妥当。

しかし、ボーリングシャツの刺繍のデザインは経験したことがない。

とりあえず、地名が入ってるとなんだかカッコいい、

と思い、

自分の記憶にある、地名の入ったネタを思い返すと…、

2120 south michigan avenue

南ミシガン通り2120番


コレを、どう刺繍するか?

ラフにA4の紙に、落書きの様に書いて、色指定をし、シャツと一緒に刺繍職人様に送った。


刺繍の「型」を作り、一枚づつ手作業で刺繍を施す、昔ながらの手法。

「ヴィンテージテイスト」ってのは、前時代的技術に戻した方が出る。

出来上がって来た。

よく見ると、刺繍が、僕が書いた落書きの様な下書きが忠実に再現されている(笑)

僕は、スペルの見本として書いたつもりだったのだが、

どうやら、あの見本をトレースしたらしい(笑)

うん、オヤジさん、グッドジョブ😅

ヘタな下書きが、かえって昔風の味が出た、と思いたい👍

胸にはちゃっかりキースリチャード(^^;

もちろん気に入っている。




さて、この

2120南ミシガン通り、

じつは、シカゴにあるブルースという音楽の聖地、

チェスレコードの番地なんです。

そしてこのタイトル、

ローリングストーンズが、初めてアメリカツアーに行った時(惨敗なツアーだった)、チェスに行ってレコーディングをした、

ま、記念のような曲。



他にレコーディングした曲(ブルースやR&Bのカバーばかり)からヒットが出たりしたが、

この曲は、即興で演奏したインストロメンタル曲。

ストーンズといえば、やはりミックジャガーのヴォーカル、なのに、歌が入っていない!という珍しい曲。

途中一回だけ、ノリに乗ったミックと思われる「ウォーゥ!」という声が聞こえるが(^^;

アルバムには入っているものの、チャート狙いの曲ではなく、

この曲を好きなんて人は、ストーンズファンでもかなりのひねくれ者だろう。

僕自身、このタイトルは、今回ボーリングシャツの刺繍のネタにしたから、あとでいろいろ調べなおした、という有様(^^;

アメリカの地名が入ったフレーズが欲しかっただけで。

普通、曲が好きだから服に刺繍するもんだよね(^^;

順番が逆になつてしまった(^^;


結果として、世にも珍しい刺繍のシャツが出来上がった、と思い(^^;


個人的感想だけど、この曲は、ブルースの聖地、チェスで録音したわりに、

どちらかといえば、シカゴのチェス、というより、南部のメンフィスの、当時のスタックスの様な感じだな、と思う。

でも、ブルース狂のストーンズが、チェスで録音出来る喜びに満ち溢れている気がして、妙に引っかかる曲。


ファッションなので、ストーンズは置いといて、アメリカのどこかの街の番地が入ってるシャツ、くらいに見てほしいです。


そして奥には、ブルースという音楽と、ストーンズの変わったエピソードが含まれている事を、心の何処かに留めて頂ければ。

もちろん、ブルース好き、ストーンズ好きな方から反応あったら嬉しいですが^_^

¥10,800+tax

サイズだいたいMくらいのゆったり目です。