リキッド店オリジナルTシャツ、
1966
以前もブログで触れたけど、
僕は大事なことを忘れてた!
THE MONKEESがデビューした年だ!
(左から、デイビー 、ミッキー 、ピーター 、マイク)
もしかして1番大事なこと忘れてたかもしれない(笑)。
ビートルズのラバーソウルや、ビーチボーイズのペットサウンズなど、この年に産み出されたアルバムから、「ROCK」の完成した年、
というコンセプトでの1966Tシャツだったけど、
違うアングルを見つけた。
完成、というと、何か一つの区切り、な感じがするけど、
アメリカンポップス産業界からすると、
1966年は、「逆襲」の年。その先陣が、THE MONKEESなのだ。
大ヒットしたDAYDREAM BELIEVERは、清志郎様の名カバーでご存知のはず。
アメリカポップ界を取り巻く1966年、そしてモンキーズというバンドというかプロジェクトを駆け足で紹介したい。
1955年アメリカ産まれ、アメリカ主導だったロックンロール〜POPミュージックは、
1964年ビートルズアメリカ遠征をキッカケに、完全に英国のバンドに駆逐され、
そこに対抗するのは、ビーチボーイズなどのサーフィンミュージック、ソウルミュージックのモータウンレーベル、そしてフォークロック勢。
件の1966年まで、チャートの勢いにおいては、完全に後塵を拝していた。
どれも音楽性は素晴らしいけど、決定的な「アイドル性」に欠けていた。
そこで、アメリカ西海岸〜L A(アメリカンPOPミュージックの中心地)の、ドンカーシュナーなる人物が、
ビートルズに対抗するアメリカのアイドルバンドを、テレビ番組とセットにして産み出そう、と企画したのが、THE MONKEES。
メンバーはオーディションで公募。
結果選ばれたのは、俳優&歌い手のデイビーとミッキー、
下積みミュージシャンのマイクとピーター。
バンドとしてはまだ演奏も出来ない。
だから、ロック好きには、当時も今も「ニセモノバンド」のイメージで疎まれてしまう面も。
オーディションに合格して、夢のバンドを組むことになった見知らぬ間柄の4人、
希望に満ちてレコーディングに臨んだが、
演奏はほぼスタジオミュージシャンが。
ほとんど自分達で演奏することなくファーストアルバムを製作。
メンバーも、スターダムへの踏み石として受け入れた。
結果、ファーストシングルとアルバムは大ヒット。
テレビ番組絶好調!
さあ、セカンドアルバムまでには自分達で演奏してレコーディングを…、
と思いきや
メンバーに知らせることなく、録り溜めていた曲集めてセカンドアルバム発売!
メンバー激怒!
「俺たちに演奏させろ!」
メンバーの思いとは裏腹に、セカンドアルバムは予約でミリオンの大ヒット!
ビートルズを凌ぐ勢いに。
しかし、あまりにメンバーが機嫌損ね過ぎているのをみて、プロジェクト側は、レーベル社長である前出のドンカーシュナーをクビに!(社長クビって、普通はあり得ないでしょ!)
サードアルバムは、全曲自分達のプロデュースと演奏メインでやりきった!
自分達の演奏によるライブも敢行、
アルバムも一週間だけ、チャート1位に!
しかし、次週には2位に転落!
なぜか?
あのビートルズの「サージェントペパーズ」が出てしまったのだ…。
無理もない…。
でも、しばらく2位につけていたから、いろいろなお膳立てがあったにせよ、立派立派!
その後、
シングルは、相変わらずスタジオミュージシャンの演奏による曲で堅調にミリオンを取りつつ
気を取り直して、やはり次のアルバムはスタジオミュージシャンによる演奏にして発売!
聴衆(ローティーンの女の子)が求めるサウンドに、当時のトレンドな音を取り入れて4枚目のアルバムへ。
コレもキッチリとミリオン。
この頃から、ホントにメンバーの、ミュージシャンとして自立したい思いと、アイドルを演じることへのジレンマが、
ミュージシャン気質のマイクとピーターを筆頭に、元々ショービジネス気質のデイビーとミッキーにまでも大きく膨らんでいく。
ロック界も、サイケデリック大ブーム、ビートルズのサージェントペッパーズを皮切りに、
アイドル性よりも、より高い音楽性、芸術性、メッセージ性を求められていく時代に。
このままでは時代遅れになってしまう!
メンバーも、プロジェクトサイドも焦りが。
ここまでで1967年、
たった2年での事。
いかに1966年からの2年間が、恐ろしいスピードでロックが進化したか、
皮肉にもモンキーズを通してわかる。
そして1967年、モンキーズは、あのエバーグリーンヒットシングル「DAYDREAM BELIEVER」を発売、全米ナンバーワンヒットに。
しかし、
翌年その曲を収録した5枚目のアルバムをリリースするも、人気だったテレビショーが終了、
ここでアルバムのミリオンセラーを逃してしまう。
プロジェクトサイドは
ここら辺が見切り時か?と…、
さあ、どうする?デイビー、ミッキー、マイク、ピーター!
続く。



