広田教の信者 | Carlos Danger Is Here

Carlos Danger Is Here

ヘイナーウ!

広田雅将といふ人は俺と同年輩だと思うのだが、ブランディングがうまいのか時計についての見識がすごいのか、日本の時計ジャーナリズムの世界でどんどん存在感をだしてきて、いつのまにか「クロノス」の編集長になっていた。

 

まーでも、この人の言うことには説得力を感じるので、その文章は熟読しています。アサヒデジタル版の「時計のセカイ」も愛読していて、俺が最後に買った機械式腕時計はここで褒められていたGPのヴィンテージ1945だったりする。

 

このコラムの最新エントリーは、ダン・ヘンリーというマイクロブランドについて。クオーツだけど、安くていいできだぞ、なんて書いてあるから、ちょっと考えただけで1963というのを買ってしまった。

 

二、三日使ってみたけれど、たしかに見た目、かっこいい。写真からわかるように、グラスはサファイアじゃないから、光をへんな風に反射するけどね。機能的にも、使いやすい。クオーツ式の、ピョコピョコとした秒針の動きも、小さなサブダイアル(6時位置)だとあまり気にならない。つーか、3時位置サブダイアルの十分の一秒計の動きがかっこいいので、クオーツでも許す、という気になる。

 

つーことで、もう腕時計、今持っている以上必要ないのに、また買ってしまった。広田という人は、写真を見るにフツーのおっさんなのだが、俺みたいな時計愛好者の行動をコントロールしているわけで、これは一種のカルトみたいなものかもしれません。