怒涛のムーランルージュの夏が終わり、ミュージカルの秋が始まりますね。
私も授業の合間をぬって、いろいろ観劇予定です。
 
そしてチケットに関しては、12月や来年の予定も始まってきてます。
 
いやー、正直に言います。
疲れた!もう嫌だ!
ぶっちゃけめんどくさい! 
 
もう最近チケット取るストレスが嫌すぎてこうなりました。
まず当たるか当たんないか、当たっても席が渋い。
 
 
今までは別に良かったんですけど、海外の楽さに一度慣れてしまうと…ね…。
 
日本公演の唯一のメリットは
海外と比べて遥かに安い価格で神席をゲットできる可能性があること。
 
ムーランルージュを例に挙げると
(私が行った限り、為替も私が行った時)
NY 最前センター席 350ドル(約50000円)
ロンドン 2列目センター席 150ポンド(約約25000円)
日本 S席 17000円
 
こう考えると最前当たったら、どこよりもお安く神席を堪能できます。(確率低いけど!)
 
でもNYもロンドンも列が下がれば対応して値段がぐんぐん下がっていきます。
円安にも関わらず、15列目以降くらいからは日本の方がお高いです。
 
しかも頑張ってとった良席が公演中止で消える可能性だって大いにあり得る…。
一度買ってしまったらキャンセルはできない。行けなくなったら、友達に聞いて回るか、お譲りサイトでメールを待ち続けるしかない。
もう精神がすり減るばかり。
 
海外はスウィングやアンダースタディ制度がしっかりしてるので、公演中止はまずない…。
しかもキャンセルも払い戻しもできる。
 
そしてそもそも初演だったらその公演がどんな公演か情報ほとんどなし!
良作の保証なんてありません。
名作といわれて作品でも演出家や出演者によって駄作になってしまうものも全然あります。
(今も忘れないInto the woods)
 
さらには隣の席の人がマナーを守る保証だってない…。
(最近だと文化庁の子供無料の公演で、子供だけで入場して地獄絵図になることも多々。)
これに関しては思うことがあるので今後じっくり書きます。
 
もうそのストレス考えたら応募するのもめんどくさくなっちゃって…。
 
秋冬が今の所すごーく暇になりました。笑
(自分の中では貯金できてるってことにしてます)
 
 
 
こんなんじゃ、初心者はどんどん取り込めないし、最近はミュージカルブームだと声高々に言われてますが、こんなシステムのままだと衰退してもおかしくないのでは?
 
そんなストレスが隣り合わせだと、推しでも出てない限り頑張る気にもならない。
そりゃ人気俳優、人気アイドルや元宝塚の人気な方が出演されるとチケット売れるのも納得です。
 
でもそれだと発展しないよなぁ。
私自身「ミュージカル」が好きなので、出演者で選ぶのでは無く、色んな作品に触れていたいタイプなのですが、それが難しいのが現状。
満足のいく良作が観たい!と思っても常日頃やってるわけでもないし、結局はキャストで選ばざるを得ないし…。
うーん、なんだかなぁ。
もちろん推し様も応援してるし、好きなんですが、どちらかというと俳優さんとして純粋な尊敬の方が強いので、この推し文化、推し文化に支えられすぎてる産業自体に疑問を感じます。
 
そういう意味では劇団四季のシステムってすごいですよね。初心者取り込むのに最適。
(とはいえ、ウィキッドとか取れないけど!)
たまにチケット戦争に心が折れたら、唐突にアラジン観に行ったりします。
ストプレですが、ハリポタもそうですよね。
 
ニューヨークやロンドンが全ていいというわけではないですが、駄作だとすぐにクローズする弱肉強食な世界で、観たい時に好きな席を選んで見に行ける環境であれば発展するのは当然ですよね。
 
 
以上、あまりにも東宝ナビザーブで連敗したヲタクの愚痴でした。笑