新学期が始まり、サークルが忙しくなったり、なんやかんやで更新がすっかり止まってしまいました。
ちなみに4月5月は去年のレミゼのアンジョルラスですっかりハマってしまった小野田龍之介さんが出演していたメリーポピンズに通ってました。
またメリーポピンズについてもまとめようかなって考えてます。
さて、本題のガイズアンドドールズについてです。
豪華キャストとスタッフで話題の本作ですが、今回個人的にすごく貴重な観劇でして…。
なんと母が強運を発揮し、A列ドセン席、つまり神席が当たったのです。
きっと最初で最後の良席で今回観劇してきました。
作品の感想ももちろんお話ししたいのですが、A列ドセンでどうだったかって話もしようと思います!
客席座って思ったのが、他のお客さんが前にいないので帝国劇場なのに狭く感じました。
まるで、ブロードウェイやロンドンの劇場のサイズ感と錯覚していました。
同時に本作は舞台の使い方が全体的に広々使うというよりは舞台セットを中心に円形に作られていたので帝国劇場にしては割と小ぶりな動きが目立つ演出でした。(ブロードウェイの演出家さんだからこそかもしれません)
なので、まるでキャストの皆さんが私に向かって歌ってる?と感じてしまいました笑笑
また、近いからこそキャストの皆さんの衣装や小道具を細かいところまで見ることができたり、舞台上のマイクが入ってないキャストさんの会話が聞き取れたり、この席ならではの観劇をすることができました。(一生の思い出です。)
そして!
なんと言っても嬉しかったのが、
アクシデント(?)で舞台上の小道具が客席に飛んできたことです!!!
ちょっとネタバレになりますが、
望海風斗さん演じるアデレイドが浦井健治さん演じるネイサンとの喧嘩のシーンで、
望海さんが持ってる新聞紙を勢い余って客席まで飛んできたのです!!!
しかも私の隣の席の方に!!!
事前にスタッフの方から落下物があるかもしれないとアナウンスはあったのですが、せいぜい紙吹雪かなんかかなと思いきや、なんと本物の小道具です!
まさかの新聞紙が飛んでいってしまって、演技中ですが浦井さんが少し焦った表情をされていました。
この演出が毎回起きるのか、それともアクシデントなのかは謎ですが、とにかくレア体験なことは間違いなかったかと…。(運を使い切ってしまった)
終演後、新聞紙を受け取ったお隣の方とお話しさせていただいて、ありがたいことにその小道具の新聞紙も触らせてもらいました。
残念ながら写真撮影などはダメだったのですが、帝国劇場の本物の小道具を触れる体験なんて今後ないので…。こんな幸せなことがあっていいのか…。
ちなみに、お隣の席の方は宝塚時代から望海さんの大ファンの方だそうで、スタッフの方から怪我がないかなど心配されてましたが、むしろご褒美だとありがとうございます。とめちゃくちゃ幸せそうでした。
さて、席の自慢話はウザくなってくるのでこれほどにして…!
作品のお話について!
私は特に古典的ミュージカルが大好きで、
ガイズアンドドールズも大好きなミュージカルの一つです!
ただ、残念ながらしっかりとガイズアンドドールズを観劇した経験がないので、2022年版以外と比較するといったことはできないのです。
なので完全主観で感想を書きます。
今回特にびっくりしたのが、舞台セットです!
色んな場所が登場するのでブラックアウトしまくるのかと思いきや、舞台上に一つ三階建て(多分?)のセットが組まれて、そのセットを表裏、屋上、地下と色んな角度で見せることによって、さまざまな場所を表現されてました。
そのめちゃくちゃ考え抜かれたセットが自由自在に空間を表現していくのが演劇ならではの面白さを発揮していて、素晴らしかったです。
そして、振付!!!
本当に本当に本当にカッコいい!!!(うるさい)
特に代表曲の「Luck be a lady」はダンスの動線、魅せ方、構成、何もかもが美しくて、かっこよくて…。
さらに最後にサイコロを振る関係か0番に視点を置く振付が多かったので、神席だったことも相まって感動しすぎて、人生初ダンスナンバーで泣きました。
また、ハバナでサラが酔っ払うまでの経緯は、音楽に合わせた振付やアンサンブルの皆さんの動きが最高に楽しくて、ワクワクさせられて、サラと一緒に酔っ払った気分になっちゃった?って思ってしまう演出でした。