今年の梅雨開けは、今現在の予報では例年よりもおsピそうです。
まだまだ梅雨が続きそうです。
梅雨は健康にも悪い影響を与えます。
特に高齢者については、より注意が必要でもあります。
湿度が高いと体調を崩しやすくなる理由は、いくつかあります。
- 汗をかきやすくなり、水分や塩分の補給が難しくなる
湿度が高いと、汗をかいてもすぐに蒸発しないため、体内の水分や塩分が失われやすくなります。
水分や塩分が不足すると、熱中症や脱水症状のリスクが高まります。
- 細菌やウイルスが繁殖しやすくなる
湿度が高いと、細菌やウイルスが繁殖しやすくなります。
そのため、風邪やインフルエンザなどの感染症にかかりやすくなります。
- 体温調節が難しくなる
湿度が高いと、体から熱を放出しにくくなります。
そのため、体温調節が難しくなり、熱中症のリスクが高まります。
- 気分が落ち込みやすくなる
湿度が高いと、気分が落ち込みやすくなることがあります。
これは、湿度が高いと脳内のセロトニンの分泌が減少するためです。
セロトニンは、気分を良くするホルモンです。
高齢者は、若い人よりも体温調節機能が低下しているため、
湿度が高い環境にさらされると、より体調を崩しやすくなります。
特に、高齢者には、以下のような悪影響が考えられます。
- 熱中症や脱水症状
熱中症とは、体温が40度以上になったり、汗をかきすぎて体内の水分や塩分が不足したりすることで起こる病気です。
熱中症になると、めまい、頭痛、吐き気、嘔吐、意識障害などの症状が現れます。
重症化すると、死亡することもあります。
脱水症状とは、体内の水分が不足することで起こる病気です。
脱水症状になると、口渇、めまい、立ちくらみ、頭痛、倦怠感などの症状が現れます。
重症化すると、意識障害や死亡することもあります。
- 風邪やインフルエンザなどの感染症
湿度が高いと、細菌やウイルスが繁殖しやすくなります。
そのため、風邪やインフルエンザなどの感染症にかかりやすくなります。
- めまいや立ちくらみ
湿度が高いと、血圧が下がりやすくなります。
そのため、めまいや立ちくらみなどの症状が現れることがあります。
- 頭痛や肩こり
湿度が高いと、筋肉が緊張しやすくなります。
そのため、頭痛や肩こりなどの症状が現れることがあります。
- 関節痛
湿度が高いと、関節が痛みやすくなります。
これは、湿度が高いと関節の潤滑油である関節液が減少するためです。
- 不眠症
湿度が高いと、寝苦しく感じることがあります。
そのため、不眠症になることがあります。
- うつ症状
湿度が高いと、気分が落ち込みやすくなります。
これは、湿度が高いと脳内のセロトニンの分泌が減少するためです。
セロトニンは、気分を良くするホルモンです。
湿度が高いと体調を崩しやすくなりますが、上記のような対策をすることで、
体調を整えることができます。
では、どうすればよいのでしょうか?
湿度が高い環境にさらされないように、以下の対策を心がけましょう。
- エアコンや扇風機を使って、室内の湿度を下げる
エアコンや扇風機を使って、室内の湿度を下げましょう。
エアコンは、室内の空気を冷やして、湿気を除去します。
扇風機は、室内の空気を循環させて、湿気を分散させます。
- 水分をこまめに摂る
汗をかくと、体から水分が失われます。
水分をこまめに摂ることで、水分補給を行いましょう。
水分補給には、水、お茶、スポーツドリンクなどがおすすめです。
- 汗をかいたら、すぐに着替える
汗をかいたら、すぐに着替えましょう。
汗が冷えて、体調を崩す原因になることがあります。
- 日中の外出を避ける
日中の外出は、できるだけ避けましょう。
日中の気温や湿度は高く、体調を崩しやすいです。
- 十分な睡眠をとる
十分な睡眠をとることで、体力をつけることができます。
体力がつくと、体調を崩しにくくなります。
- ストレスをためない
ストレスをためると、免疫力が低下して、体調を崩しやすくなります。
ストレス解消法を見つけて、上手に発散しましょう。
- 浴槽にお湯を張って、ゆっくりと入浴する
浴槽にお湯を張って、ゆっくりと入浴しましょう。
入浴することで、汗をかきやすくなり、体内の老廃物を排出することができます。
- 森林浴や海水浴など、自然の中で過ごす
毎日雨というわけではありません。
晴れた日を利用して森林浴や海水浴など、自然の中で過ごしましょう。
自然の中で過ごすことで、リラックスして、ストレスを解消することができます。
- 冷たい飲み物や食べ物を楽しむ
冷たい飲み物や食べ物を楽しみましょう。
冷たい飲み物や食べ物は、体温を下げるのに効果的です。
湿度が高いと体調を崩しやすくなりますが、上記のような対策をすることで、
爽やかに過ごすことができます。
病院に行ったり、買い物に行ったりどうしても出かけなくてはならないこともあるかもしれません。
その場合は下記の注意が必要になります。
- 薄着で過ごす
薄着で過ごすことで、体から熱を逃がしやすくすることができます。
長時間の外出で帰りが遅くなり寒くなりそうな時は、上着を1枚持参しましょう。
- 無理をしない
体調が悪くなっってきたら、座って休める場所を探して無理をせずに休むようにしましょう。
あらかじめ休憩する場所を決めておくのも良いと思います。
- 水分補給のためのドリンクを用意する。
汗をかくと、体から水分が失われます。
ペットボトルのドリンクや水筒などを持って、こまめに水分をとりましょう。
また、梅雨の時期だからと言って憂鬱になることはありません。
気に入った雨具や服をネットで購入してお洒落を楽しんだり、
部屋の模様替えをすることもできます。
家の中での楽しみを見つけて、梅雨を元気にのりきりましょう。