173回「ぐる芽句会」が開催されました。
今回は投句した5句中3句に選に入りました。
片言の日本語聞こゆ花見の座 如空
○貴重な瞬間をとらえている。(友游)
○外国人の花見が増えたのも最近の特徴。(十志夫)
○花見と外国の人との取り合わせが良かった。(上街)
△日本の日常を楽しむ外国人が増えて国際色豊かな春の宵、
楽しそう。(蒼月)
△私の行った花見の場所では、半分くらい外国人でした。
もうこれが普通ですね。(水香)
清明や母を語りに妹来 如空
○彼岸時、親族全員が揃ったのだろう。中7が見事(十志夫)
○語られるのはお母様の近況やお世話の愚痴でしょうか。
うちの姉妹もまさにこのような状況なので実感できました。(月子)
△仲良しの姉妹が母を偲ぶ様子が良かった。(上街)
△(霧来)
畏友来ぬ清水港の花に酔ふ 如空
○同年代の一目を置く存在が「畏友」。
酒も旨い。(十志夫)
1句目の「片言の」は、公園で詠んだ一句。
花見をしている5人の酒宴から聞こえてきた
片言の日本語に長閑な驚きを感じました。
生活場面で、外つ国の人が増えています。
2句目は、母の命日に詠んだ一句です。
茅ケ崎在住の妹夫婦に来てもらって
兄妹で母の供養をさせてもらいました。
中七の「母を語りに」が見事であると
評価してくれたのは嬉しい限りです。
3句目は、親友在住の静岡での一句。
久闊を叙し、御馳走して頂きましたが、
この句の「畏友」は誰なのか?
意見が分かれるとことです。(笑)
今回の最高得点句は、以下の15点句でした。
彼の人の振る手やはらか昭和の日 十志夫
○中七がめずらしく、季語の雰囲気が伝わる。(友游)
◎「手やわらか」の表現に◎にしました。上皇でしょうか、
上皇后でしょうか。優しさ、慈しみ深さ、を感じます。
(太郎)
◎時代ごとに大変な事も多い日常ですが皇族が事あるごとに
柔らかな日本を取り戻す存在なのかも知れませんね。
(蒼月)
◎なんかもう情景が鮮やかに浮かびますし、
この句をよむだけで、癒されました(みやび)
○彼の人とは昭和天皇でしょうか?
やはらかという表現から上皇陛下を思い浮かべました。
(水香)
○学生時代でしたが、天皇誕生日の祝賀に訪れた時の感動
を思い出しました。
天皇陛下の右手の微かな動きは正に柔らかでした。(如空)
乃木邸に何故植樹せりハナミズキ 如空