「空海塾」を振り返る | 愛と光と忍耐を求めて

愛と光と忍耐を求めて

プルーストの「失われた時を求めて」を真似てるわけではありませんが、悠久の時の流れの中での一瞬の人生。しかし、それを知っている魂には永遠の命があるのかも知れません。テーマは「修業の場としての魂の人生」

私が「空海塾」入塾したのは2011年の5月、

第25回から参加させて頂きました。

第1回は2009年の5月ですから、開塾してから

ちょうど2年後になります。

 

爾来、毎月第2土曜日の午後、

先生の故郷である坂出市の公民館に出向いて、

40人ほどが参加したスクール形式の会場で

90分間の講義を拝聴し続けました。

 

勉強した内容を、適宜復習したいと思いますが、

事務局にお願いして、第1回からの資料も

配布して頂きましたので、興味深い内容を

ピックアップしてみたいと思います。

 

第1回の内容は『性霊集』巻7でした。

「奉為四恩造二部大曼荼羅願文一首」より抜粋。

 

弟子空海、性薫勧我、還源為思。径路未知、臨岐幾泣。

精誠有感、得此秘門。臨文心昏、願尋赤懸。人願天順、得入大唐。

偶遇導師、図得此両部大曼荼羅。兼学諸尊真言印契等。

 

空海を知るための最善の方法は、空海の文章を読むことです。

しかし、空海は日本人でありながら、

すべての文章を漢語で書いています。

従って、「空海塾」では空海の文章をじかに読むことを

目指していました。

 

讃岐の生んだ偉大な詩人空海の文章と、

そこに盛られた豊かな人間性を、

言葉の美しさと心情の潤いを忘れかけた現代社会に甦らせてみたい、

それが、竹内信夫先生の願いでした。

 

 金木犀片言隻句に薫りけり    如空