先日霧ヶ峰の思い出綴りをしながら、冬の信州の旅を懐かしく辿りました。続いて書こうと思っていたのですが、
89歳の誕生日という節目の時を挟んだので、下書きだけして置いたままになっていました。
このところ毎日寒い日が続いて、参っていましたが、13年前には全く寒さなどにへこたれず、-7度の雪の世界を
ブログ友さんやデジ友さんと、楽しんでいたのだと、感慨深いものがあります。

これはどの辺りだったのか記憶にないが、-7℃という表示が目に入ったのでシャッターをきった。
「予定には入っていないのだけど、折角ここまで来たのだからおまけをつけましょう。」
そういいながらhirateさんは、ビーナスラインの積雪道路を走った。

ビーナスラインは、 11月中旬~4月中旬まで積雪のために、八島駐車場~和田峠~美ヶ原間が閉鎖される 。
夏には何回もビーナスラインをはドライブしたことがあるが、冬季にここに来たのははじめてである。
その八島湿原まで連れて行ってくださるというおまけのドライブである。
秋の草紅葉の八島湿原の美しい画像を今年も何回かネット場で見てきた。

八島湿原の駐車場の所まで行くと、道路は通行止めの扉が閉まっていた。
ここまでの凍結した道路は、訪れる車もないままに全く雪道そのままだった。
こういう道路のドライブも珍しくスリル満点だった。

1台の車も停まっていない、夕暮れ迫る駐車場は、私たち4人の世界だった。

『植物が枯れても腐らず堆積し、約1万2,000年もの時
を経て形成された八島ヶ原湿原は、標高1,620mの日
本最南端に位置する高層湿原。
国の天然記念物に指定され、湿原を一周するハイキン
グコースでは、約260種類の高山植物を間近で観察で
きます。』
閉鎖が解除された春の湿原は、春から秋にかけて素晴らしい高山植物の宝庫として、ここを訪れる人を待っていてくれるのであろうと、今は雪原の湿原を感慨深い気持ちで眺めた。

「あざみの歌」
横井弘作詞・八洲秀章作曲
山には山の 愁いあり
海には海の 悲しみや
ましてこころの 花ぞのに
咲しあざみの 花ならば
アザミの歌の歌碑のある場所は、駐車場から隧道を通って湿原には入らない場所にあったので、そこに行った。
一番だけだっが、歌碑の前で誰も聞いていない湿原に向かって大きな声でみんなで歌った。
引き返すとき隋道の中のほうが、声がよく響くとhirateさんが言ったので、大きな大きな声で「青春時代に覚えたアザミの歌」を湿原に置いていくような気持ちで歌った。
なんと楽しい霧ケ峰の最後だったことだろう。