今の私の大切な相棒です。
どこに行くのも一緒で、この相棒がなくては外出ができません。
30年ばかり前にこれを購入したのは、日常の歩行の助けのためではなかったのです。
退職したら1番先に行きたかった、憧れの尾瀬沼への旅のために、登山用品の専門店で、必要とするすべての用具を購入した中の1品でした。
ツアーでの一人参加だったのは、定年より少し早めに退職したために、大学時代の友人はまだ職に就いていたのです。
「夏の思い出」の詩が好きで、勿論歌も好きでよく歌っていました。
参加したツアーの行程は、福島県側の桧枝岐村から沼山峠を登り、大江湿原を歩き、尾瀬沼一周する水芭蕉の花を満喫できるコースでした。
6月というのに沼山峠の所々に残雪があり、このストックが活躍してくれました。
それ以来あちこちのプチ登山やハイキング、トレッキングに大いに役立ってくれました。

尾瀬行きのためのストックが今や、老いの足を支える杖になってしまったのです。

掌の当たる所は、かなり擦れたようになっていますが、手に馴染んでいます。