夕方の仏前のお務めをしている時のことです。

「桃を貰ったので、一つ おばあちゃんの部屋へ置いて帰るで。」と仏様に向かっている後ろで声がしました。

振り向くと、孫親子です。

お務めを終えて、離れへ行くと大きな桃が待ってくれていました。

ずいぶん大きいので、冷やして置いて明日頂くことにしました。

「桃から生まれた桃太郎」の代わりにこの中に一寸法師なら、入っていそうだな

お伽噺が頭に浮かんで、思わず独り言を呟いていました。