登り坂を気を付け乍ら、桜とサンシュユのトンネルの下を歩きました。
両側の石垣は花木農家の人の家らしいですが、この辺りも高齢化社会の波が押し寄せて、
住む人のいないところもあるようです。
花のトンネルが続きます。
ゆっくりゆっくり、あちこち見ながら歩いていますと、頭の上で、鶯の美しい鳴き声がしきりにして、
山歩きを一層楽しくしてくれます。
ばぁちゃん車を置いた所に戻ってきました。
今登ってきたところを眺めると、本当にピンクと黄色のコラボが綺麗です。
車の所から少し川下へ行ってみました。
来るたびに少しづつ痛んできている吊橋です。
川向うでの花木の世話や、出荷の選定などのためのここを渡るので、市で修理を検討中だそうです。
この吊橋は、桃源郷に更に趣を添えています。
何年か前までは、この橋をとんとん渡って、向こうの花木の間を歩いたり、
対岸の国道の方の花の美しさを楽しんだりしたものですが、
10年と言う年月は、だんだん臆病にしていくものだと、つくづく思いながら暫く向こうの花を見つめました。
車に戻って、タカちゃんに電話をしました。
「下りて行くから暫く待ってね。」
こんな美しい山を見ながらなら、かつて一緒の職場で同学年だった彼女を待ちました。