多分もう咲いているだろうなぁと、出会いの期待に胸をときめかせて、大阪府千早赤阪村へ行きました。
資料館の駐車場にはいる時、視界の向こうの土手に見える白い花が、パッと目に入りました。
お天気はいいし、お花は見頃でむかえてくれました。
今までに、全国的に有名なところとして、福井県の越前海岸、兵庫県淡路島の黒岩水仙郷など、ツアーで行きましたが、
ここ千早赤阪村は、自分の車で、自分の気ままで行きたいと思う時に出かけられることが、何よりのこの季節を待つ楽しみな場所となって、毎年出かけてきます。
別名「雪中花(せっちゅうか)」、雪の中でも冬の寒さにも負けず、凛として春の訪れを告げるので命名されていますが、
水仙と呼ぶよりも、「雪中花」の呼び方が好きです。
・地中海沿岸原産で、平安末期に中国から渡来した花だそうです。
水仙という命名についても、中国の古典からの、呼び方のあることを知りました。
・漢名の「水仙」を音読みして、「すいせん」になった。漢名は「仙人は、天にあるを天仙、地にあるを地仙、水にあるを水仙」
という中国の古典から。きれいな花の姿と芳香がまるで「仙人」の ようなところから命名された。
学名でもある英名、「ナルシサス」は、ギリシャ神話の美少年の名前で、泉に映った自分の姿に恋をして
毎日見つめ続けたら 、いつのまにか 1本の花になってしまった ”ナルシスト”の名は、ここからくる。
・イギリスの国花の一つ。 季節の花300より
開花時期は、12/15 ~ 翌 4/20頃。早咲きものは、正月前頃にはすでに咲き出している。
(「日本水仙」「房咲き水仙」などの早咲き系は 12月から2月頃に開花)。
3月中旬頃から咲き出すものは、花がひとまわり大きいものが多い。
(「ラッパ水仙」や「口紅水仙」などの遅咲き系は、3月から4月頃に開花)。
以下、水仙を詠んだ句を集めてみました。
「水仙の 香やこぼれても 雪の上」 加賀千代女
「水仙や 白き障子の とも映り」 松尾芭蕉
「其(そ)のにほひ 桃より白し 水仙花」 松尾芭蕉
「水仙の 花の高さの 日影かな」 河合智月(かわいちげつ)
「水仙や 寒き都の ここかしこ」 与謝蕪村(よさぶそん)
「初雪や 水仙の葉の たはむまで」 松尾芭蕉
「其(そ)のにほひ 桃より白し 水仙花」 松尾芭蕉
カメラマンが何人か来て一生懸命撮影をしていました。
膝が不安ですので、丘の上に登って撮影する勇気がなくて、道路からの撮影でしたが、今年も出会うことのできた満足感で水仙と向き合う時間でした。1月10日撮影