今日から6月。水無月ですね。だけど今、我が家の周りは水鏡に囲まれています。
昨夜から裏の水路で、涼しげな水の流れる音がずっと聴こえていました。
上の方にある大きな池からの水が、順に上から下の田圃に水が張られていきます。
この頃の家の周りの散歩が大好きです。
一気に暑くなったお昼の間は、外に出るのを我慢していましたが、夕暮れ近くなって裏の農道へ出ました。
もちろん手にはカメラを忘れず持って出ました。
上の写真に遠くの山の一番奥に左手に三角の山が見えます。三重県との境に位置する高見山です。
稲が植えられるまでは、まるで、広々とした池のようです。カエルの合唱の場でもあります。
西の方に向かって歩きますと、右手の田圃には体育館が姿を映しています。
更に写真を撮りながら西へと歩いています。
南の田圃を写している私の影が・・・
その時、田んぼの向こうから「〇〇さぁん、写真を撮るのなら家へおいでよ。ベランダからだとずっと向こうまで見えるよ。」
カラオケ&ライブスタジオのママさんが、大きい声で呼んでくれました。
私の歩いている農道より、高い位置に建っているお家ですから、視界が広がるに違いありません。
嬉しくなってすぐ右の細い道を通って「音(おと)や」さんへ行きました。
時々歌いたくなったら、一人でも歌いに寄せてもらっているのですが、この日は楽器を使った演奏の練習をしている人がいました。
音楽に耳を傾け、カメラは棚田のように広がる水田をしっかり捉えている、思いがけなく楽しい時間を与えて頂きました。
ベランダのフェンスの上の線が、私がさっきまで歩いていた位置ですから、大分高い位置から見ることができます。
この椅子に座ってぼんやりと水鏡のような水田を見る時間は、なんて素敵だろうと思いました。
嬉しいことに、この辺りでは耕作放棄田は見当たりません。
農家の方は皆さん頑張って稲作の準備をしています。
上から順に田に満ちた水は、緩やかな棚田模様を呈しています。
ベランダから乗り出すように手をいっぱいに伸ばして、背伸びをして撮った画像です。
日が西に傾きかけたので、お礼を言って「音や」さんを辞しました。
もうすでに落日は過ぎ西の山に入ってしまいました。
残照が水田を染めているのも、「今日の日よ さようなら♪」と歌っているように思えました。