菩提山 真言宗 大本山 正暦寺

『 正暦寺は「古来より「悟りの山」を意味する「菩提山寺」と呼ばれてきました。

その名の示す通り、奈良の中心地から僅か8kmと言う地にありながら深山幽谷のような感があり

訪れる人々を静かで伸びやかな宗教空間に包み込んでくれます。』

「聖地菩提山は今も清らか」と記されたお寺の案内のレシピに記されている。

992年(正暦3年)一条天皇の勅命により創建された当初より幾多の戦火や、幕府の経済制圧による苦難の経過を辿り乍ら、

寺域の中の数多くの堂宇を失ってきて今日に至ることも記されているが、現在この紅葉に包まれた美しい景観との出会いのあることが、何よりの今のご縁と幸せであると感謝しながら紅葉に染まりながらストックを付きながら、ゆっくりと山道を歩んだ。

 

 

 

 

 

  

紅葉の谷を縫って流れる渓流のせせらぎの音を聴きながら、菩提仙川の清流が日本清酒発祥の地となったのだろうと古代に想いを馳せる。

 

 

 

 

 

 

 

 

菩提仙川の流れを紅葉のまにまに見、その流れの音を耳にすることは、豊かな自然に癒されながら、膝の痛みさえ忘れて歩く。

 

 

 

 

同じ楓なのに、こんなに様々な彩のあるのが、なんと綺麗な山間なのだろうと、友人と何度語り合ったことだろう。

降りそうな空なのと、天気予報は月、火曜と雨を報じていたので、人の少ない山道は何よりありがたかった。

受付の方が「いい日にお見えになりましたね。」と言ってくれた訳が分かった。

全く雨に合わなかったのは、ストックと雨傘と、カメラの3つを持ってでは、とても無理だと思っていたから、

こんなありがたい紅葉の下歩きを、御仏に感謝感謝だ。