彼岸花畑から、九品寺の石仏庭園を下に見ながら、塀に沿って九品寺の山門に行こうとしていた。

ふと、靴の裏に違和感を感じた。

どうも苦手な匂いだ。

 

よく見るとその辺り一面に公孫樹の実(銀杏)が一面に落ちている。公孫樹の葉が一緒に落ちているが、まだみんな緑だったので、まさか銀杏だと思わずに足を踏み入れた。

膝が悪いために、ゆっくりとしか歩けないので、これが元気な時のようにさっさと歩いていたら、すってんころりん、尻餅をついてとんでもないことになっていたに違いない。

まるで散り敷いたように落ちている。

もう木の実の季節になっているのだなぁと…なるべく踏みしめないように山門の方へ向かった。