洞川にごろごろ水を汲みに行く時、「丹生川上神社下社」の前を通るので、時々立ち寄ってお詣りをしたり、白い馬を見たりして、1番身近に感じるのが「下社」でこのブログでも何回かUPしてきた。
次に川上村へのドライブの途中、道の駅で休憩した時、ホテル杉の湯の向こうのトンネルの手前に、「丹生川上神社上社」の大きな道しるべが見えて、そこからすぐ上にある神社にもお参りした。この神社は元は大滝ダムの底に沈む計画になっていたのを、ダム建設に当たって、ダム湖を眼下に見下ろせる場所に移転した神社で、由緒は古いけれど神殿は新しく立派な所だった。ここもこのブログにUPし、その時に、いずれも水の神様として丹生川上の社名を持ち、「下」「上」の神社だから、「中社(ちゅうしゃと読むのが正しいそうである)にも、必ずお詣りしたいと前々から思っていた。
うだるような毎日、「五條より涼しいだろうから…」と場所の決めずに出かけた、東吉野村に入ると、「丹生川上神社」という標識が何度も目に入り、これはきっと神様のご縁ではないかと目的地を「丹生川上神社中社」ときめて、深い山の中をひたすら標識に誘導されるような形でここに辿り着いた。
高見川のほとりに鎮座する水神宗社
東吉野村の『丹生川上神社 中社』は、3社の中で最も東側に位置します。かなり山深い場所になるため、車の通りも少なく、のどかな鳥の鳴き声と、すぐ前を流れる高見川の水音が響く、とても静かな場所にあります。
御祭神の「罔象女神」(みづはのめのかみ。弥都波能売神とも)は、古事記の神産みの中で、火の神カグツチを生み、陰部を火傷してしまったイザナミの尿から生まれたとされる女神です。なかなか変わった出生の秘密をお持ちの神様ですが、日本では古くから重要な水神として祀られてきました。 上記サイトにリンクさせていただきました。「奈良にすんでみました」
冷たい水が龍の口から流れ出る手水舎で、手と口を清める。

石灯籠1対は重要文化財に指定されている。
「叶え杉」見事なご神木の杉だ。私はこの木肌に両手を回して(とても届かないが)木に耳を当て木霊に語り掛けるように、この足でいつまでも歩くことができますようにと、1番健康で気がかりな膝の痛みについてお願いした。
木肌の温もりが優しく頬に伝わってくるような気がした。
水神様からの恵みのお水なのだろうと、思いながらこの井戸の蓋の重さは私の手には負えないようだ。
濃淡の緑は、爽やかな山の風を運んでここは、夏忘れのパワースポットのようで、境内のあちこち散策した。
拝殿にお詣りする。ほかに何人かのお参りの人があった。
拝殿から本殿への登り階段を横から見る。檜波田ぶきの屋根が美しい。
本殿の領域(神域)を守る苔むした石垣の間に、赤い車ユリさりげなく咲いているのがいい。
車ユリだけでなく、白百合も交じっていて、緑の苔に包まれた石垣の優雅なアクセントになっている。
相生の杉への石段とても私の足には、無理なので下からお参りをする。夫婦円満は娘や孫夫婦の、家庭を思い、私は自分の健康長寿を祈願した。
木霊神社は石段登りのため下からのお詣りとなる。
石に彫られた由緒は読みにくいが、この神社は「吉野離宮跡」であるようだ。

境内の中に道路に面した所に、この碑が建っていた。
境内の別の入口の鳥居の両側に建っている巨石は、「爺婆石」というそうだ。説明の写真を撮ったが、
もっときちんと撮ってくればよかったと反省しきりである。
神社の外の道路である。「丹生川上神社」の幟がずっと高見川に沿って立っている。
セミが鳴いていたのかしらと今になってふと思う。
「静寂」に包まれていたので、暑苦しいセミの鳴き声は全く耳に印象付けられていなかった。
念願の丹生川上神社中社にお詣りできた嬉しい日となった。