昨日は、色彩の華やかな灯籠を集めた。たくさん撮った写真の整理を「彩」をテーマに集めてみるのも楽しかった。
今度は、素材は牛乳パックとか、簾用のものを用いた置き灯籠で、華やかさそのものはないけれど、蝋燭の炎で偶然できる光と影の面白さを画像の中に見つけた。
灯籠の置かれた場所によって、芝生に映る光が朧になる。その朧な斜めの線が庭に映える。
真上から見るとその放射状に広がっていく、光と影が微妙なアートの世界を創りだしていく。
この燈籠は、陶器のガーデンテーブルの上に載って、上下二つの濃淡の灯りが見えるのも面白い。
同じ牛乳パックの灯籠でも、砂利石の上にあると、一つ一つの小石が色によって灯りの反射の受け取り方が違って、灯籠の置場全体をほのかに照らすような感じである。
細かい簾の目からほのかに漏れてくる灯籠の灯りは、まだ電燈というもののなかった、古代の住み家を彷彿とさせて想像の世界が広がってくる。光と影が織りなす幽玄の趣がある。
お庭のあちこちの配置の工夫によって、手作りの工作から全く独立した、夏の世を楽しませてくれる灯籠の灯りとして訪れる人を心地よく迎えてくれる。
庭木の植え込みの中にそっと置かれたこの燈籠は、周りの植物がまるで演出したようにいい影を作っている。