今月の市の広報の音読ボランテァのお世話当番に当たっている。始めたころはそんなに苦にならない仕事だったけれど、年を重ねると体調にも不利なことが出てくる。現在は歯科に通院中で、仮歯を入れてもらっているので、何となく朗読をしにくい。この月の半ばには、きちんとなるので、あと少しの我慢だ。
社会福祉センターで原稿を貰って、グループの人たちの所に配分した原稿を持って行った。車で走っていると山際のあちこちに、山藤の咲いているのが目につく。
藤にしても、桐の花にしても、遠慮がちな色乍ら新緑の中に突然のように、開花して薄紫の花の存在を知る。この日も峠を越えているとすぐ藤の花が咲いていて、目を楽しませてくれる。写真に撮りたいと思うけれど、峠の坂道はカーブが多くて駐車できないので、また出直して来ようと、先を急いだ。
ところが、最後の会員さんの家の前の山側に、藤の花が咲いていて、原稿を渡してから写真を撮った。
在職中の最後の職場のお母さんが、会員さんなので、「A子赤ちゃんができて帰ってるの。見てやって。」と嬉しいお知らせに甘えて暫く上がり込んでA子ちゃんと出会い、赤ちゃんを見せてもらった。可愛い赤ちゃんで、先日生まれた曾孫も1か月すれば、こんなになるのだと暫く赤ちゃんを中心にした話題がA子ちゃんと、お母さんと私とで弾んだ。
帰りがけに玄関先の勿忘草が目に入った。青い小さな花が寄り添って咲いている。
教え子と教え子の赤ちゃんを、私は勿忘草を見たこの日のことを決して忘れないだろうなと・・・