丁度1週間前に、「藤の花は咲いたかしら?」と思いながらこの公園に来たのだった。その時はまだ紫の色が5㎝位しか見えなくて、もう暫く待たなければだめだなぁ・・・そう思ってこの藤棚の上の方にある、カラオケスタジオのママさんの庭の菊桃をカメラに頂いてきて記事にした。

 

  

昨日から初夏の陽気になって、金剛寺さんの白藤や牡丹園の、藤棚の紫の房の伸び方を見て、午後から今日こそ藤棚の藤を見ることができるだろうと行ってみた。

駐車場に車を入れると、目の前にもこもことした紫色が飛び込んできた。

1週間でこんなに房が伸び、花を咲かせる藤の生命力に感動する。

 

  

藤の生命力の強さを助長させるのは、昨日今日の気温の高さと、日照の賜物だと自然の動きをつくづくありがたく思う。

春の初めの長雨と日照時間の不足で、農家では葉物野菜の成長が止まり、野菜の価格が上がっているとテレビが報じていたが、

これからは少しでもそれらの解消するような、お天気続きになるのが、初夏の花の開花と共に、遅れている野菜の成長の助けとなることを願う。

 

  

公園の藤の花の写真を撮っていた何人かのグループの人は、「今日、来てよかったね。もう2~3日したら散ってしまいそう。」

そんなことを話し合いながら、シャッターを切っていた。

思うことは同じで、私も今日こんなに見頃な藤と出会えたことが嬉しい。

 

  

 

万葉集には26首の藤の詠があるとのこと。

見つけることができた詠を少し上げてみた。

藤波の 花は盛りに なりにけり 平城(なら)の京(みやこ)を思ほすや君 大伴四綱  ー万葉集330-

恋しけば 形見にせむと わが宿に 植えし藤波 いま咲きにけり  山部赤人 万葉集 8-1471


ほととぎす 来鳴き饗(とよも)す 丘辺なる 藤波見には 君は来じとや  万葉集 10-1991

万葉集では藤「藤」のことを「藤波」と詠んでいる。