青葉若葉の季節に光るような新芽が、いつの間にか枝を覆って、傍に行ってよく見ると、紅葉の花が咲いている。咲いているというよりくっ付いているといった表現が似合う花だ。

 

瑞々しいこの季節の紅葉は、秋の紅葉の頃とまた違った魅力がある。その葉に守られるように、小さく赤い紅葉の花盛りである。

 

 

離れて紅葉の木全体を見ると、燃えるような若葉が命の春を、公園の片隅に広げている。

 

菊桃が空に向かって背伸びをしている。逆光なので黒ずんで写ってしまったが、下の花3つの画像が今の菊桃の色そのものである。

 

 

 

カラオケスタジオのママさんの庭に咲く、菊桃が今一番美しい。「もうだいぶ終わりに近いのですよ。」そう話してくれたが、傍に行って見るほど一つずつの花が、みんな可愛い菊の花ビラを広げたようで、まだまだ見ごろだ。

 

公園の入口にたった1本だけど存在感のある、ボタン桜が見ごろになっている。

染井吉野がすっかり散って若葉を見せ始めているこの時期に、遅れて咲く1本の花のなんと柔らかい、優しい感じの花をつけていることだろう。大阪造幣局の桜の通り抜けは、凄い人の波にもまれて何度が見たが、この1本をあの並木に持って行っても、決して見劣りしないように、伸び伸びと見頃であることを主張している。

 

 

 

 

藤の花はまだかなと思いながら、訪れた近くの公園だったが、藤の花の前の花の季節のつなぎ目を、ちゃんと満たしてくれる花との出会いが嬉しい。