隣の部屋の襖がすうーと開いて、「Uちゃん、ばぁー。みなさん、こんにちはぁ。」鴨居に頭をつけて現れたのは、ミッキーちゃん。
じいちゃんも、ばあちゃんも、ひいばあちゃんも、ママも、もちろんUちゃんも、ミッキーちゃんをみました。
ミッキーちゃんは宙に浮いています後ろの障子の桟は向こうの廊下との仕切りですからミッキーちゃんとは、6畳の部屋分離れています。

「Uちゃんのお洋服とおんなじだね。」ママとばあちゃんが言いました。
「うん、うん」
よく見てもミッキーちゃんは、襖に挟まれているとしか見えません。
ところが襖の外に出ているので、挟まれていなくて前に出ています。
こんな悪戯をするのは、Uちゃんのおじさん、つまり私の孫です。背が高くて普通にしていると鴨居に頭をぶっつけてしまうくらいです。
襖の後ろに隠れて腕を伸ばしてミッキーちゃんを宙に浮かせて出現させたのです。
みんなは大笑い。Uちゃんはにこにこ。
お墓参りに娘の家族が来てくれた日の、曾孫のUちゃんの可愛い仕草に、1日笑いっぱなしだった幸せな日でした。