昨日夕方、奈良春日大社の灯篭について興味深い放映があった。2月3日の節分が近づいてきたこの時期だからテレビでも取り上げられたのだと思う。
境内に約2000基の石灯籠と、1000基の吊灯篭のある春日大社では、年2回の万灯篭の日に、境内の灯籠の全てに灯りが灯される。
父が存命の頃、家族揃って1度だけ、節分の万灯篭の夜お参りしたことがある。感激の夜だった。これからも多分あの感激の灯籠の灯りを観に来ることはないと思う。
テレビで取り上げていたのは、灯籠に刻んである物を見ながら参道を歩く楽しみ、面白さについてだった。
年に何回かこの参道を通って春日大社にお参りする機会があるのに、灯籠についてそんなに細かい観察はしていなかった。
昨日の今日だけれど、お天気もよかったので10時に家を出て、車で春日大社まで直行して、4時には家に帰るという忙しい行き方をした。 これはかなり摩滅しているが、お祈りしている人物のようだ。雨乞いをしたという記録もあるとのことなので、そのための寄進かしらと、遠い昔に思いを馳せるのが楽しい。
石灯籠を持ち上げているのは、動物のようだ。いや人かもしれない。
これも石灯籠の足の部分で普通は円筒か、角柱なのだが、これは珍しい。鱗があるので、蛇か龍か・・・。
灯籠の周りの彫刻には、家紋、屋号、藤の花などが沢山ある。
かなり古く苔むしているが、笠の部分が他の灯籠と違っていて面白い。
鹿の彫刻はかなり沢山あったが、この鹿は立体的で立派な角もついている。
何だろう。そう思いながらよく見ると、大きい瓢箪が一つ中心にどかんといった感じで、彫ってある。まさか秀吉さんが寄進したのではあるまい。
今日、急に思い立って短い時間に目に付いたものだけをカメラに納めたが、もっと時間をかけて丁寧に見ると、面白いだろう。
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