今日はこの町の秋祭りの宵宮(通称・よみや)。上の写真は恵比寿神社(通称・えべっさん)。今宵は川を隔てた霊安寺町にある、御霊神社の御祭神が五條町へお渡りになる、お旅所になる神社である。
家々の軒には祭り提灯が吊るされ、夜には蝋燭の灯りが灯されることだろう。子供の頃は、露天商が沢山出て、この新町通りの恵比寿神社に近いところまで、人通りが途切れなく続いたものだったと、懐かしさがこみ上げてくる。
台風が持ってきた前線のために、大雨が降って水量の増した吉野川に架かる大川橋の川下側の歩道で、お渡りの行列を待った。
行列の先頭。 はるか後方に御祭神を乗せた神輿が見える。 御祭神は光仁天皇皇后で、聖武天皇皇女井上内親王である。
小さい写真はクリックすると大きい画像で見ることができます。
御霊神社からの、お神輿のお渡りは、天平時代の行列も加わって、大川橋の上を粛々と渡っていく。
神輿も昨年から二基になり、古代の冤罪に没した薄幸の井上内親王を、近在この地に住んでいた一般の民が、それを悼み厚くお祀りしたことを、行列を見ながら、天平人に当時へのタイムスリップの幻を見たような気がする。
神輿と天平行列の後には、町内毎の山車が続く。 ここに来る前に私の町内の山車は午前中に、また奨励会通りの町内の山車も見てきたが、それは明日UPすることにする。
お旅所である恵比寿神社へ移動して、神輿がどのように神社に納められるのかを見たかったので、急いだ。
小さい方の神輿は、お旅所神社の前で、「ワッショイ・ワショイ・モメモメ・ワッショイ」の掛け声て、持ち上げたりまわしたりして御祭神への「おもてなし」を見せてくれた。
この町で生まれ育った私だったが、お渡りからお旅所での所作を観るのは初めてで、有意義な日となった。
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