Hさんが、藤原宮跡のキバナコスモスの情報を、ブログ発信してくれた日から、もうかなり日が過ぎていた。 その頃は連日夕方頃になると局所的に夕立や、雷があり雷注意報は毎日県内全体に出ていた頃だった。

夕立は怖いと思わないが、雷の恐怖心はどうにもならず、結局何処にも出かけられない状態のまま、「今日も、空振りで収穫なし」のような日の連続だった。

    

藤原京資料室の駐車場に車を置いて、「夏ゾーン」の標識に従って交差点を渡ると、道路に沿って桜並木の辺りがキバナコスモスの黄色い絨毯が見られた。道路には車の量が多かったので、直接畑に入ることができるようにしてくれてあったので、畑道を歩いた。醍醐池の桜堤の下まで来ると、桜の木越しに耳成山の頭が見えた。

 

 

耳成山の頂上が見えたところで、やはりお花と山の全景を撮りたくて、道路に出ることにした。車に気をつけながら大急ぎで大和三山のうちで、一番姿のよいといわれる、耳成山と、その前を染めるように咲いている、キバナコシモスを撮った。

  

そのあと再び醍醐池の堤防に戻った。桜の木の間に見頃を迎えたキバナコスモスが綺麗だ。一輪一輪の花も可愛いが、田圃一面に敷き詰めて咲く花もいい。このところの高温の日が続いているが、水枯れの様子も暑気あたりの様子も見られず、元気に咲いている。

来るまでは、かなり迷ったが、やはり暑さに負けていては、この花の見頃に出会わないまま夏が往ってしまいそうで、花を見ながら、きてよかったと思う。

 

 

堤防を歩くにつれて、振り返れば畝傍山も見えてきている。

 

 

 

 

桜の木の間から見えていた畝傍山が、次第の全容を現した。

 

 

堤防の突き当たりにいらっしゃる観音様も、さぞ暑かろうと思いながら行って見ると、桜の葉陰で涼やかな笑みを浮かべていらっしゃる。

優しいいいお顔に、今日の暑さがいくらか、助けられたような思いを持って帰った。