高取町・土佐町なみ 「町家のひなめぐり」が開催されてから7年の年が巡った。 最初から見に行っているので、毎年メイン会場 「雛の里親館」 のテーマをどのようにするのかがとても興味を持って、見させてもらうのが楽しみである。
今年は 「着物で彩るお雛様」 がテーマになっていた。上の写真は、天段のひなの脇のジオラマ風の一部を写したのだが、背景になっている打掛で表現しているのが、この会場だけでなく、各家の雛の展示でも見ることができ、絢爛豪華な日本の美を鑑賞する事の楽しみも添えてくれる。
お世話役の黄色いジャンパーの人の巧妙な説明に、思わず聞き入ってシャッターを無造作に押したら、前の人の頭が入っていた。トリミングをしたいところだが、一番下の段が取れてしまうので、そのままUPした。江戸風のひなと京雛の見分けについてもちゃんと話してくれた。
この会場の段飾りは本当に大変なご苦労が掛かっているのだろうと、毎年そんなことを思いながら見上げるが、こうして1年に一度1ヶ月間この館に飾られ、多くの人たちに観てもらえる、雛たちは幸せだと今年は思った。子や孫たちが成長していつしか押入れに仕舞われたままになって忘れられる雛も、多かろうに・・・。
2箇所に吊るし雛があったが、これも好きな雛飾りである。
ジオラマの背景になっている白い打掛を着た人は、どんな人だったのかしらと、きっと幸せにこの町で年を重ねていらしたのだろうと、物語りめいた想像も豊かに広がる。
天段飾りの横のスペースには、市松人形(いちまさん)と私の小さい頃は呼んでいた。そのいちまさんに降りかかるような、餅花も美しい。
昨日から始まった町家の雛めぐりは、昨夜の雨の後で春の陽気の一昨日とは大違いで、時々風花の舞う真冬日になったが、土曜日とあってかなりの人が町歩きをしていた。お雛様のオンパレードと、懐かしい雛飾りの町を、今日行かなかった所などまた散策したいと思っている。
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