朝食の時、ちらっとテレビから流れた映像に、明日香村稲淵の棚田に案山子が並んでいるのです。今日は午後から「歌の会」があるので、午前中に見に行こうと大急ぎで家事を済ませました。今日でないと日程が詰まっていますので、即行動といったわけです。

飛鳥川に架かる勧請橋の傍に駐車して、御馴染みの案山子路を辿りました。

今年のテーマは「帰ろかな」です。ずばり5匹のかえるちゃんが、「かえろかな!!」と楽しそうに歌っています。あなたたち何処へ帰るの? 「あっ・そうか・かえるかな」ですよね。

夢の世界へ帰ろかな~~~私もいい夢を見たときはもう一度そこへ戻りたい時ってあるなぁと・・・
子供の頃の時代に帰りたいのですよね。手作りの遊び用具も、みんな教えてもらいながら作って覚えたものです。

浦島太郎の帰りたいところは、竜宮城?それとも、白髪のおじいさんになる現実の世界かしら。だったら悲しいね。

寅さんはやっぱり柴又のお団子屋さんへ帰りたいね。妹のさくらさんが、いつでも待ってるんですって。

お祭りで食べたりんご飴、唇を真っ赤にして~~~そんな子供の頃にかえりたーい。家族揃って楽しかったよね。



振り返ると棚田が実りの秋を待っています。その頃には、あぜ道を彩る彼岸花も田圃の縁取りとなるでしょう。

故郷を離れても、帰りたい所は大和。鹿が居て五重塔があって、大仏様がいつでも温かい眼差しで迎えてくださって。




お鬚の生えたオジさんは、学生時代に帰りたい願望で、稲淵の棚田をせっせと歩いていましたね。

案山子路はこれからもっと多くの案山子たちが、「帰ろうよ」と稲淵の棚田に集まってきます。このように番号だけの所にはどんな「帰ろかな」が並ぶのか楽しみです。多分彼岸花の咲く頃にもう一度この路に、私も帰ってきましょう。


