
緑の稲は田を渡る風に揺れて、よく見ますと白い稲の花の咲きだしが見られます。

誰も居ない駐車場に車を停めますと、いい木陰になってこの大きな木を独り占めしているような贅沢な気分になります。


”幹がスベスベで、猿も登れない”ところからですが、暑い夏をものともせずに咲き続ける、元気印の花から命名された「百日紅」がぴったりだと思います。

百日紅を詠んだ俳句が四首みつかりました。
「百日紅 ややちりがての 小野寺」 与謝蕪村
「さるすべり 寺中おほかた 見えにけり」 炭太祇(たんたいぎ)
「散れば咲き 散れば咲きして 百日紅」 加賀千代女
「炎天の 地上花あり 百日紅」 高浜虚子
加賀千代女 高浜虚子の句が好きです。


ずっと昔から育ち花を咲かせ続けている、証のような幹を、せり出した築地塀の外から見ました。
こうして画像で見ますと、根元は塀の外側のように見えますが、境内なら塀を乗り越えて、下に向けて伸びているのです。
夏の暑い間、100日間も花を咲かせ続ける、この木のエネルギーを、夕刻の當麻の里で、貰って帰りました。