法起寺から法輪寺への道路沿いの、休耕田は秋桜の花園である。奈良・斑鳩の里にある法輪寺は、聖徳太子の御子・山背大兄王創建とも伝えられている。
二体の飛鳥時代の仏像と昭和五十年に飛鳥様式で再建された三重塔が、斑鳩三塔(法隆寺の塔・法起寺の塔)として趣のある大和の風情を楽しませてくれる。

法輪寺の塔の見える柿畑の柵に、毎年案山子が一体、柵に柿番人のように座っている。
愛嬌のある番人さんだが、今年は一体では寂しかろうと、おばあさんが加わって二体仲良く道行く人に笑顔を向けている。
法輪寺の塔を右に見ながら、法隆寺方面に向かって自転車道を少し進むと、ススキは銀の穂波を見せ、薄紫の紫苑が、いつものように・いつもの場所で斑鳩の里の秋を装っている。
この日は法隆寺に行く予定はなく、「大和の柿と、法輪寺の塔」を見ながら秋を満喫したかった。
この辺りの木には柿の実が少ないなぁ~~~
収穫が始まっているのかもしれない。




法輪寺の塔を見ながら柿畑を回っていると、カメラに入る柿が少しずつ増えてくるのが嬉しい。
法起寺が秋桜で着飾っているとしたら、法輪寺は実りの宝玉を纏っているのではないだろうか。
どちらも大和の秋の風物詩である。
最後に塔と、柿と逆光の秋桜のコラボレーション。もう少し光のある時ここに来ていたら、秋桜の存在も変わっていただろうかなど、花も実もある秋景色を楽しめたいい日だった。
23日 10087歩
24日 13261歩