
真言宗発祥の地として、かつては空海もこの寺に学んだようである。
その時あった多宝塔は消失してしまったが、その後江戸時代に京都の仁和寺から移築されたのが現在の多宝塔である。
昨年の遷都祭で、初層が公開されていたが、お参りする機会を逃してしまった。
重要文化財でとち葺、高さ 14.5m。
とち葺きについて、興味があったので調べてみた。
『栩葺き(とちぶき)
板葺き屋根には、板の厚さによって、栩(とち)葺き、木賊(とくさ)葺き、柿(こけら)葺きの別があり、最も厚い板を使用するのが栩葺きです
板材には、水に強いさわらの木などを使います』

上の多宝塔の画像の位置の左側、山門に近い所に、大塔の礎石だった大きな石がある。
その礎石の集まりは、一辺10.7mの巨大な礎石群である。
創建当時の久米寺の大きさがしのばれる。

楓の若葉が額縁のように多宝塔を飾る若葉の季節もいい。

久米寺には、本堂裏の紫陽花園と、この多宝塔紫陽花園とがあって回遊散策するといろんな紫陽花を見ることができる。



