田に引かれる水音が、農村地帯の風物詩。
上の田から下の方へと順に水が入っていく。
水田の向こうのこんもりとした森が、中将の森である。
和歌山県橋本市恋野地区は中将姫伝説ゆかりの地でもある。



当市と隣接するところなので、ウォーキングの後、車を走らせた。
中将ヶ森(観音の森)についての歴史街道としての説明板だが、光線の加減で読み難くなった。



横にあったイラストマップだが、こうしてみると、歩いてみるのも結構楽しいだろうと思う。
いつも上野公園の帰りにアジサイの頃、立ち寄って帰ってくる状態なのだけれど。



森の片隅に姿見池がある。
ごく小さい小さい池で、今は蓮の葉っぱにすっかり埋まっている。
その蓮の葉の中から、白い睡蓮がよく見るといくつか咲いているのが見える。
中将姫が鏡として池の面に、姿を映していたと言う伝説のイメージのように、白い可憐な睡蓮だけである。



池への映りこみの一番綺麗な睡蓮を探してみると、表に出ているのは、
まだ咲ききっていない蕾だが、それがかえって姫の姿を連想するに似つかわしいような気がする。

伝説の地を訪れると、見るものが多くの想像をを膨らませてくれる。
その時々、自分の気持ちの持ちようで、自由に広げることのできる世界でもある。