
高島屋で開催されている、瀬戸内寂聴展に行った。

これは、82歳の時の寂聴さんの日記である。
今86歳だから4年前の日記に見る、超人的なスケジュールをこなしての日々を、興味深く読んでいた矢先、催しをNHKの朝の時間に知った。
「京都なら行こう」と即 思っての 京都行きだった。
瀬戸内晴美さんの頃から
瀬戸内晴美さんの講演を、全国 国語研究会で 聴いたのは、職について 10年余り過ぎた頃だった。
長い髪を 後ろで一つにした着物姿の美しい人だった。
演題の記憶も 内容も 忘れているのに、妙に容姿だけが 鮮明に残っている。
それ以来の読者である。
書画の作品も 素晴らしかったが、一番心に残っているのは、数多くの
豆地藏さんである。
指先ほどの お地蔵さんのどのお顔も 優しさに満ち溢れている。
以前 寂庵を お訪ねした時に、庭にチョコントあったお地蔵さんの優しさに、
心和むものがあったが、この指地蔵さんには 惹かれて、その前にいつまでも立ち尽くしていた。
作品の撮影は どこも同じように禁止であったが、
書斎の再現された場所は 撮影するように 心配りがされていた。
寂聴さんの日常や、天台寺の様子が 何箇所かで 5分間のビデオで放映していたのも、興味深いものだったが、27分間放映の、寂聴さんの 生き様の数々には 特に心打たれるものがあった。
剃髪前の映像が、私の記憶の中での 講演を聴いた時のあの姿とダブって 目頭が熱くなってきた。
「生きることは愛すること」
をテーマにした 瀬戸内寂聴展は、
『生きることは愛すること。
世の中をよくするとか、
戦争をしないとか、
その根底には【愛】がある。
それを書くのが小説と思う。』
2006年に 文化勲章を受章したときに 語った言葉だと入場券の裏に記されていた。
「切に生きる」それらの叫びがこの書斎で 書き綴られてきたのだろうし、これからも書き続けていかれることだろうと 思いながらスライドショーにした。
(スライドショーはアメブロでは使えないので 画像無しの思い出綴りとなった。
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