

いい響きの言葉だ。
たそがれ時。それも好きな言葉だ。
台風11号のせいで、雲が低く流れてくることしきりのひと時。

その山、金剛山を越えて、不気味に黒く低い雲が空を急ぐ。

南西の空の高い位置に白い小さな三日月が出ている。
流れてくる雲を、「関係ないよ」とでも言うように冷ややかに見下ろしている存在が面白い。
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東の空はまだ明るい。
野道を歩きながら、口ずさみたい歌を画像に載せた。
野道には、蟋蟀が鳴いている。
名の知らない秋の虫の声も混じる。
昼間には庭の木にもずが来てけたたましい鳴き声をあげていた。
ひと時の散歩は、トワイライトの中だった。
背中から夜が次第に押し寄せてくる。
