今井町・その3今井町の道路マップを見ると、外周道路を除いて、東西に8本、南北に9本の通りが碁盤の目のようになっている。しかし、その通りは、外周道路からは1直線でなく、どこかで曲がり行き当たり、あるいは細くなっている。町が作られた戦国時代は、戦いに備えての、軍事目的のつくりであったが、江戸時代中ごろには、富裕な商人の生命財産を外部から守る目的に変身したものであるとの説明があった。そういう見方で町歩きをするとなかなか面白い。通りには電柱のないところが、東西では3本、南北では7本あった。江戸時代にタイムスリップする通りである。このように、電線地中化整備済みのところでは、道路に写真のような鉄の表示板がある。歴史的景観を保存しようとする街の取り組みが窺える。