東塔の上層部だけを切撮った。
カメラの望遠の性能が良くないのでこれが精一杯である。
相輪[そうりん]という部分である。
その上部に塔が火災にあわぬようにとの願いをこめて、水煙が祀られている。




相輪に取り付けられた水煙は、4枚からなっている。
その水煙に透かし彫りされた24人の飛天が、衣を翻し、祈りを捧げる姿で、大空にみ仏を讃えている。
そういうことは、説明文や、他の書物でも理解はしていた。




水煙の透かし彫りのレプリカがここで見ることが出来る。
4枚の透かし彫りの中の24体の飛天の何体かがレプリカに見つけようと、水煙の向きを加工して変えてみた。



一番好きな天女の笛を吹く姿である。
風に靡く裳裾の線の美しさ、天女のまなざしの優しさ。
時間を忘れて眺め入ってしまう。
白鳳時代からこの塔の頂上で、塔を守り仏を守っている飛天が、高空の中に、裳裾を靡かせ舞っていると思いながら、相輪を見上げるのも楽しいものである。