三月堂


遠足の子達が三月堂の前を通る。
お天気に恵まれていい遠足になったと、子供たちと喜びたい気持ちになる。

竣工(建立):733年(天平5年)に建立された。
木造、正面五間、側面八間で後部の本堂は寄棟造で、平安時代初期に建立され、前の礼堂は1199年の建立で、入母屋造の建て方である。

このように、三月堂はそれぞれ違う時代に建立、再建などされたそうだが、1264年に、現在のように一棟としてまとめられたと検索によって知った。

昨日二月堂の名の由縁を調べた時、下に建つこの三月堂と、その前の四月堂についても、なぜそう呼ばれるのか知ることが出来た。

☆このお堂で法華会が行われるので法華堂という名が付いていますが、毎年陰暦三月に行われることから三月堂とも呼ばれます。☆


四月堂

丁度三月堂の西側に建つ四月堂に付いては、あまり印象になかったのが事実である。
ここに来るとまず一番インパクトと強い二月堂が目に入るのと、三月堂のどっしりとした美しいたたずまいに惹かれていくからだろう。
しかし、今回は、お堂の名前の由来に触れたことから、四月堂を見過ごしてはいけないと、先ずはお参りをした。
ご本尊は普賢菩薩である。

毎晩、休む前に在家のお経を唱えた後、「仏説金剛寿命陀羅尼経」を仏前で唱えるのがお寺を離れてからの習慣である。
このお経は、義父から貰った一巻で「普賢延命菩薩」のかなり長いお経の本である。
四月堂で、普賢菩薩にお参りするご縁をありがたく思った。

智慧の文殊に対し慈悲の普賢といわれている仏様である。

☆「法華堂」の西側に建つのが、三間四方で正方形の「三昧堂」です。毎年4月に法華三昧が行われるので「四月堂」とも称せられています。☆


鏡池に大仏殿を浮かべて

四月堂脇の石段を下りて大仏殿の横に戻った。

金色の鵄尾を屋根に載せた逆さの大屋根が、鏡池に映っているのを眺めながら、観光客に紛れて、流されるように近鉄奈良駅へと帰途に着いた。