心憎いばかりの心遣い晩秋の万葉ハイキングの終着場所は、藤原旧跡であった。広々とした旧跡に都の跡を偲びながら、「お八つの時間」を講師の尾上ツヤ子先生が設定してくださった。5画面テーブル代わりの敷物、つやつやと色づいた柿の葉っぱのお皿、萩の枝を削ったお箸。むかごと一緒に炊いたご飯で作ったおはぎ。柿を、もみじの形に切った色合いの美しさを添えてお八つの出来上がり。全て、先生の手で作られ、準備されたものである。20数名分の準備は、大変だったことだろう。会員は、手早く配膳のお手伝いをしただけ。古の都の跡で、奥ゆかしい「季節の味」をお八つに頂き、その美味しさと先生の全てが、万葉ハイキングに繋がるこの一日に感激を新たにした。