本殿「談」は語らいの文字である。
最近「談合」ということで世間を騒がせているが、個人または会社の利益優先の「談」で、社会から厳しい批判を受けている。

談山神社本殿の裏手に、「談い山(566m)」がある。
誰が、どの様な語らいをしたのであろうか。

法興寺の蹴鞠会で、出会われた中大兄皇子と中臣鎌足が本殿裏山で、極秘の談合をされた。
中大兄皇子が中臣鎌足に、蘇我入鹿の暴虐を何とかならないかとの、「談合」であった。

本殿正面軒の透かし彫りや彫刻が素晴らしい
この談合により645年飛鳥板葺宮で蘇我入鹿を討ち、中央統一国家及び、文治政治の完成という歴史的偉業を成し遂げた。

多武峰は、談い山と呼ばれ「大化の改新の地」の伝統が残り談山神社の社号の起こりとなった。

「多武峰縁起」に記されている。

本殿裏山の談い山まで、徒歩10分ということである。
いくら涼しいとはいえ、登りはきついので、ここには、紅葉の季節になる前に是非登ってみようと思う。

古を偲ぶ何かがあるだろう。

拝殿廊下の吊灯篭