白砂の中に点在する岩が力強く配置されている。

京都天竜寺の石庭が目に浮かぶ。

緑影を落とした位置にあるこの岩には、庭園の名前「蟠龍庭」と彫られていた。



廊下を進むにつれ、蟠龍庭が視野のなかに広がってくる。

雲海の中で、雌雄一対の龍が奥殿を守っているように表現されているという。
龍は四国産の青い花崗岩を140個配置し、京都の白い砂が雲海として使われている。


石庭としては我が国最大の庭であるとのことだ。

全景を見渡せる廊下に座って、無心にこの庭といつまでも対座していたい気持ちを抑えながら、団体の限られた時間で行動するしかないのが残念であった。