下の娘ちゃんの高校の卒業式がありました。
こちらの卒業式は、日本の厳かな雰囲気の卒業式とは違い、段上に生徒が上がる事に歓声が上がるくらいリラックスして騒がしいものです。
うちの娘の高校は全生徒500名弱程度の小人数の高校です。アメリカは高校は4年間通います。
今回の卒業生も120名足らず。
卒業式に出席出来るのは家族や親戚、友人も可ですが、彼女の学校は1卒業生につき6名まで。チケットを持っていれば会場に入れるシステム。
卒業式会場は学校の講堂。
ちなみに上の娘の卒業式は陸上競技のフィールドでした。🤣🤣
下の娘ちゃん、去年から卒業式には袴を着たいと強く要望。
彼女は私と一緒にお茶のお稽古をしているため、着物を年に数回は着ています。着物を着ることに関しては、アメリカ生まれ、育ちにしては慣れています。
私が日本に帰国した際、安い袴一式を購入しました。
朝5時起きで袴を着付けた後、下の娘ちゃんは普通通りの時間に登校。
私たち家族は会場10時、式始まるのが10時半ということで10時ちょうどごろに学校へ着きました。
会場に入ると学校のバンドグループが式の前に前座として演奏してました。
ん？？
ま、待って⁉️
うちの娘、バンドグループなんだけど？
娘ちゃん、今日演奏するなんて、何も言わなかった、よ、ね？
あ、演奏してるやん。
ドラム叩いてるやん。
なんでこんな大事な事、うちの子言わんのかい！
知ってたら、1時間前から並んで最前列でコンサートのようにキャーキャー言ってたのに…！
会場に入れる列が長くて半分くらいは見逃したんです。
でも、これが本当に娘ちゃんの”最後”の高校生バンドの演奏。
学校側も粋なこと、してくれました。
式が始まり、やはり袴姿は当たり前ですがうちの娘のみ。
かなり目立ってました。
普段は目立つのが嫌いなんですけど。
高校最後に何か思い出になることしたかったのかな？
式が終わり、娘ちゃんに
“どうして今日演奏するって言わなかったん？”
娘ちゃん、あ、忘れてたと、テヘペロ。
やはり高校最後になってもどこか抜けてる子でした。
これから、娘2人とも大学で勉強。
頑張ってね！